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    138番ひとつ🚬

    @AMEspGOLD_suko

    2️⃣1️⃣、弟1️⃣、過去🐴1️⃣の人。
    支部で文字を主にかくので、文章以上に絵は苦手です。適当にポイってしてます。

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    138番ひとつ🚬

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    新しいバスブロパロ小説書き始めた(和風)

    新しいバスブロパロ小説書き始めた(和風)山の中で子ぎつねたちとじゃれ合いながら、もうそろそろ、消えていくのだろうと思った。

    人間の思いが、信仰が、祈りがなければ、神など存在する意味もない。
    恨みの念で祈られれば祟り神にもなろうが、幸い、そんな経験もない。

    すっかり力を失って、ちいさくなった自らの手のひらを見つめる。

    人がいなくなった空っぽの村。
    たくさんの動物たちが暮らすこの山。

    綺麗な状態で保っていた村も、いかなる脅威にもさらさずにいた山も、その姿を失ってしまうのだろう。

    人間の思いが、信仰が、祈りがなければ。神は存在できない。
    もうそろそろ、消えていくのだろう。


    そう、思ったのに。
    もうしばらく感じていなかった、懐かしい温度を、感じた。




    何事かと思い、急いで祠へとかえった。
    まだ、存在している内は、護るべきものがあるのだ。


    祠のすぐ隣に佇む、村でも大きく、丈夫な家屋をそっと覗き込む。
    驚いたことに、そこには、まだ年端も行かぬ兄弟が居り、身を寄せ合っていた。

    「この村、すごくきれいだね…。人が、住んでるのかな…」

    今にも消え入りそうなか細い声で、ちいさな方の人が言った。

    「人がいたら…また逃げよう、どこかへ」

    比較すればおおきな方の人が、そう答える。
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