冷飲一年B班這週的體育課，在炎炎夏日的高溫下宣告結束。

眾學子被悶在蒸籠般的教室一整天後好不容易得以解放，卻也因為長時間在高溫曝曬而個個滿頭大汗。

「終於下課了！天氣怎麼那麼熱，加上體育課，衣服都濕透了。」同樣被分到B班的男同學走在冬彌身側，與濕熱的天氣不同，他的臉上是因為經過充分運動而爽快的表情。

「冬彌，你要不要一起去福利社買水？」

在神山高中的一年級生之間，青柳冬彌的名字並不陌生。

不論是引人注目的長相、還是令人望塵莫及的分數，讓聽說過他的人在聽聞這個名字時，不禁在第一時間代入那位學生的個性也是如此有疏離感的想法。

「好，」冬彌正因為忘記帶水壺到學校而苦惱，找到解方的他微微一笑，清冷的聲線答道：「一起走吧。」

「二人で協力して10回好きと言わないと出られない部屋…？」

目覚めてすぐに目に入ったのは「二人で協力して10回好きと言わないと出られない」と書かれた看板。それ以外この部屋には何もない。

ちょっと仮眠するだけだったのにいつのまにか寝てしまってて気づいたらミサトと一緒にこの部屋に投げ込まれていた。
ミサトがなんとかして出ようと銃やパンチで部屋を破壊しようと試みたがすべて失敗に終わっている。

「へ〜、ちゃんと相手の目を見て言わないとカウントされないのね」

「……」
（めんどくさ…）

「アスカ、今絶対めんどくさ〜って思ってるでしょ」

「当たり前でしょ！なんでわざわざ好きなんて言わなくちゃならないのよ！！」

そんなのヤってる時だけで十分だっつーーの！！という言葉は胸の中にしまう。