Dom/Subユニバース②ギロリ、と琥珀に輝く目を彼はこちらに向けてくる。
その目には強い意志が宿っていた。
貴様の言いなりになってたまるものか、と。
私のコマンドを受けてもなお、そんな目で私を睨み付けることができた人間は今までいなかった。
彼が欲しい。
ギラギラと輝くその瞳を浴びながら私はふふ、と思わず笑みを浮かべる。
今もなお私を睨み続けているその瞳が蕩けたらどうなるだろうか!
私に服従した彼が見たい!!
「kneel」
興奮のまま思わず口にしてしまった言葉は彼にとって予想外だったらしい。
本能のままペタリと座り込む。
悔しそうな顔をしている彼の顔を早く蕩けさせたくて‥
「good boy。ふふ、反発的なsubほど服従させるのが楽しそうだ。」
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