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    岩永アキラB

    BL絵置き場
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    岩永アキラB

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    nezuno

    DONE支部にまとめてないワンライ以外の作品こちらに再掲しておきます
    本編開始前
    ホップが最近できた新しい友達のことをソニアさんに報告させられるお話です
    「こんにちは! 本借りに来ましたー」
     ポケモン研究所のドアを叩き顔を覗かせたのは相棒のウールーを連れたホップだった。
    「はいはい、ようこそ。挨拶ができるだけダンデよりマシだけど、あんたも結構マイペースよね」
    「あれ、ソニアじゃん。カレッジに行ってるんじゃなかったっけ」
    「今は夏季休暇で帰省中。おばあさまがお茶会で出かけてるから留守番まかされてるってわけ」
     兄のようなポケモントレーナーになることを目指しているホップは、自宅にあった本を読みつくし、知識を求めてポケモン研究所にときどき顔を出しているらしい。ガラルを離れていたソニアは直接の様子は知らないものの、祖母曰く最近は足が遠のいているとかなんとか。
    「久しぶりじゃん。ポケモン以外にも夢中になれることでもみつけた?」
    「まさか! ポケモンより面白いことなんてないだろ。でも、最近うちのすぐ近くに同い年のやつが引っ越してきてさ。一緒にいるのが楽しいんだ」
    「え、よかったじゃん! このへん本当に子ども少ないもんね」
     ハロン、ブラッシーのあたりは人口が少ない。とくに子供は少し年が離れていたりして、ホップはポケモンの友達の方が多いくらいだから 2508

    nezuno

    DONETwitterから再掲
    ホプユウが婚約届を役所に出しに行く話です
    家族になる日

     迷子のウールーを追って霧深いまどろみの森をこわごわと進む。一緒に来ていたホップは見通しの悪いけもの道をどんどん走っていってしまうし、わたしとメッソンにとっては初めての野生のポケモンとのバトルの連続で、二人そろってなみだ目になっている。
     しばらく歩いてようやく、霧の向こうに見慣れた青いジャケットが浮かび上がって急いで駆け寄る。わたしの不安も知らないで、ホップはいつもどおりおひさまみたいにニカリと笑いかけてきた。
    「メッソンおつかれさま!いま元気にするぞ」
     名前を呼ばれたのに反応してボールから出てきたメッソンを抱き上げると、スプレー型のきずぐすりを使って回復してくれた。ホップは自分のウールーもいるし、ハロンタウンや近所で困っているポケモンをみつけるとすぐ助けに行くのでバッグのなかにたくさん常備しているのだろう。これからはわたしも使うことになるのだし、使い方を覚えておこうと手元をのぞき込む。
     先程のバトルで野生のココガラに突っつかれた擦り傷は、みるみるうちにきれいになって、どこが傷ついていたのかわからないくらいになった。ポケモンって不思議だ。
    「ほら、もう大丈夫だろ 2347