教探♀以外にもいっぱいキャラ出したい欲が出た それ以降、2人が遭逢する機会はなかった。混沌なる紛争は決まった時間に開催されるので、特に約束が無くとも会うのは難しくなかった筈なのに。お互い活動時間も似ていたので、よく一緒に過ごしていたのだ。急に会えなくなれば流石に心配してしまう。先日の協力狩りから様子がおかしかったが、何かあったのかと不安がよぎった。
「ルキノ!そっち行ったぞ!!」
「っ!」
切羽詰まった叫びで意識が急浮上する。目前に迫ったボールが今まさにぶつかる寸前だったが、間一髪で受け止められた。
「考え事とは感心しないね。相手にも失礼だよ」
「すまない。悪い癖だ」
「珍しく1人だしな。ノートンがいない分、俺達でカバーすればオッケーだろ!なぁ?」
811