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    iori nerigami*

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    DR_yuu0202

    DONEドラマチックロマンスナンバー4!展示①
    しがふたりをわかつとも ――ロナルド君が、VRCに搬送されたとの報を受けた私は、矢も盾もたまらず、新横浜署を飛び出していた。
     一昨日の晩から「サテツたちと遊んでくる」と言って家を出たっきり、連絡がなかったことを気にはしていたが、まさかこんな連絡を受けることになるとは思わず、内心の焦燥を抑えられない。署からVRCまでは、車でたったの五分の距離だが、それでもその時間すら惜しい。
     何をしたんだ、死にたがりの君は。
     車に乗り込み、エンジンをかける。一度落ち着こうと、ハンドルに額をつけて、はあ、と肺の中から息を搾り出して、動揺で上がった拍動を落ち着ける。
     ロナルド君自身、この新横浜に馴染んで、こうして一人で出掛けることが最近増えていた。連絡手段を持たないが、新横浜市内にいればロナルド君は時々念話を送って来ることがある。私からそれに応えることは出来ない一方通行のもので、そろそろ通信機器を持たせようかと思っているのだが、十中八九どこかに落としてくるのでどうしたものかと考えあぐねていた。因みにロナルド君がそんなとんでもない能力を、事もなげに使って私に伝えてくることは大概その日の夕飯のリクエストだ。
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