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    七海こいと

    彼と私の大切な思い出の保管庫
    所謂自己投影夢と言うものですが
    本気で彼に恋をして愛しています

    〝fgoの少年悪漢王〟
    彼に好意を抱いておられる方は
    お引き取りいただくことを推奨します

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    七海こいと

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    これがうちの「着地任せた!」

     問 私の現在地

     「ビリーくんたすけてー!」
     絶叫に近い声が空に響く。
    私の身体は今、空中を舞って…落ちている。重力をここまで呪うことは無い、ぐんぐん地面に引き寄せられる。
    おまけになんだか、嫌なものが…地面で蠢いているような…。

     「座標位置はきちんと確認してるけど、どうしても多少ズレはあるし、万が一何かあっても、君の頼もしいサーヴァント達が何とかしてくれるはずさ☆」
    天使のような顔から発されるとは思えないほど、無責任な発言が頭に過ぎる。

     「ほんと無茶苦茶だなぁ!もう!」
     真っ先に名前を呼んだサーヴァントの声が左側から聞こえた、と同時に右腕を身体に回される。
    安心する間もなく、最愛の人に最悪の事態を伝えなければならない。
     「ビリーくん、あの、いきなりで申し訳ないけど、宝具撃てる?」
     
     
     「丁度いいクッションがあって良かったよ、全く…」
     地面で蠢いていた、ぽっかりひとつ風穴の空いた、そのクッション・・・・・の上に無事着地…した私とビリーは、どちらからともなくため息を吐く。

     「とりあえず、怪我はないかい、マスター?」
    そう言って差し出した手を掴むと、すぐさま引っ張りあげてくれた。華奢に見えても、サーヴァントなのだ。 

     「まぁ、レイシフト早々、敵を撃破出来たんだし、良かったねって事で」
     「ポジティブなんだか呑気なんだか…」
     またため息を吐きそうなビリーに「がんばろー!」と声を掛ける。

     さぁ、作戦開始だ!
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