ルーティン。♦︎H♦︎

パシャンパシャンと規則的な音を立てながら、稀咲が泳いでいた。
毎朝の日課にしているそれは、前日どんなに遅く就寝しようと変わらなかった。
普段は部屋でその帰りを待っているのだけれど、今朝は何となく目が冴えてしまって、その姿を追った。

「稀咲さ〜ん、まだですかぁ？」

何度目か分からないターンに溜息混じりに声をかける。
聞こえているかは微妙だけれど、付いてきた手前、勝手に帰るのも癪でプールサイドで身を屈めた。

住人専用のプールはしっかり25mある割に誰にも会った事がない。
時間が早いせいか稀咲のせいかは知らない。

「…先に戻りまぁす」

声をかけてからもう一回ターンされて、まだ終わらないのだと無言の圧。
ノルマは絶対なのだろう。

烟草玫瑰beast，abo，发情期，办公室play，抱艹，脐橙，内射
乌木alpha宰×玫瑰omega中

一连几天的阴天，乌云层层密布，遮住了太阳，空气中的湿度大，气压很低，闷闷的却是一滴雨都没下下来，没由得惹人烦躁。

黑色的轿车停在Mafia的大楼下，中也下车，抬手擦了一下脸上的黏腻，带着alpha信息素的让人作呕的血液，在黑色的手套上看不清楚，无法忽视的气味让中也眉心直跳，后颈的腺体烫的厉害，鼓胀起来像是欲望的野兽即将破开血肉而出。

“中也先生，这是相关事宜的纸质报告。”下属弯腰双手把文件递给中也，头压得很低，面前最高干部身上的信息素味道愈发浓郁了，压得他有些喘不过气。

“又要去见那个混蛋首领，呵。”中也摘了手套，常年被手套保护好的双手没有什么瑕疵，纤细白皙的手接过文件，把染了血的黑色手套丢在下属手上，“脏了，扔掉。”