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    くうた

    @kuuta_trpg
    くうたです!落書きとか、進捗とか卓絵とか、こっちにまとめて行けたらなと思います!☺️

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    くうた

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    ♋️♍️マクタリ、雨の日の妄想です!
    ssに挑戦。こういう小話みたいなの、たくさん書きたい。

    相合傘「ここで一句」
    「ど、どうぞ」
    タリアさんの急な話題転換に戸惑いながら返事をする。
    「相合傘 濡れてる方が 惚れている」
    「…えっ、あ、これはそのっ!」
    どこかで聞いたような言葉だけど、自身の濡れた肩を見て俺の事を言及されているのだと気づく。
    「貴方は優しいから。きっと、誰と相合傘しても、濡れるんでしょうね。」
    「そんなことは...」
    「あるわよ。私にはわかるわ。おばあちゃんを入れても貴方は濡れてるわよ。」
    「...だとしても、おばあちゃんには惚れてないよ。善意からだよ。」
    「それも知ってるわ。」
    少しだけ考え込んで沈黙になる。その間の空白は雨が埋めてくれるので、ありがたい。
    「......でも、タリアさんには善意以外の気持ちも含まれてます。」
    「うーん。はっきり言ってくれなきゃ、私わからないわ。」
    好意を口に出すのは苦手ではないはずなのに、彼女の前ではどうも口下手になってしまう。
    「えっと、そのー...つまり、タリアさんが雨に打たれるくらいなら俺が打たれたいし...」
    「マックスくんは雨を独占したいのね。」
    「え、違う違う!そうじゃなくて!」
    「ふふ じゃあ、何?」
    「...本当にわからない?」
    恐る恐る彼女の本心を探るように瞳を合わせると、ふわと優しく見つめ返される。
    「わかってるわ。でも、貴方の口から聞きたいの。」
    「......俺は、君に惚れて…ます。」
    嬉しいわ、と満足気に笑う彼女を横目にかなわないなあと思った。
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