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    recommended works

    創作部部誌班

    PASTタイトル:過去作品まとめ
    作者:智紫国基
    テーマ:魔法/宇宙
    過去二年分の部誌に掲載した小説です。あえて加筆修正をせずそのままの文章を使用しています。こうして改めて並べると、文章の書き方の変化やその時に影響を受けていたものがよくわかりますね…笑
    過去作品まとめ
    智紫国基

    ・魔法存在論議 ──── 二〇一八部誌 テーマ「魔法」
    ・星降る夜に ──── 二〇一九部誌 テーマ「宇宙」



    ─・─・─・─・─・─・─・─・─・─



    二〇一八 ──── 魔法存在論議



               魔法というものは果たして、
               この世に存在するのだろうか。



     そのような事を本気で議論しようとするのであれば、誠に不本意ながら少々学の足りない人間であると思われるかもしれない。それくらいは流石の僕とて、理解している。
    しかし、誰にだって、魔法が使えれば、と思う瞬間はあるだろう。



              そう。例えば、今の僕のように。





     僕は、中学生。今日の日付は、八月三十一日。これで、大体の方には何故僕が魔法を渇望しているか、察して頂けただろうと思う。
     …そう、全くもってその通り。僕の机の上には、未だ手付かずの問題集が積み上げられている。
     大体、今は「夏季休暇」期間ではないのか。休暇であるはずなのに、何故課題なるものが存在するのか。…などという事を今更嘆いても意味はなく。魔法が使えないのであれば、 6397

    櫂 詫人

    MOURNINGとうらぶ 陸奥守吉行が審神者を斬った話。
    昔ブラック本丸が流行っていた時に「人を殺めるのに使われなかった初期刀を処刑に使われるっていいよね!」ってノリで書いたもの。冒頭のみ。
    こわれた吉行と本丸最期の日
     陸奥守吉行は初めて顕現された刀であり、誰よりも早く限界まで鍛え上げられた刀だった。
     もうこれ以上伸びることはないと感じ始めてから、初めて彼は一番隊を外され、他の部隊で戦慣れしていない刀の手伝いを任された。
     ある程度他の刀剣達も実力を付け、彼と同じく後輩刀を警護・引率するようになると、今度は遠征部隊へと配属された。成長の限界を迎えているため、任務達成してもただ満足感を得るだけだったが、実力のある彼がいればより長時間の遠征ができるし、お宝を持って帰れるので、別段損とは思わなかった。
     本丸に戻って結果を報告し、また長旅へと出る──その繰り返しだった。以前と比べ主と顔を合わせることはめっきり減ってしまったが、いつでも暖かく迎え労ってくれるため苦にはならなかった。むしろ遠征報告を楽しみに待っていてくれると思うと、自然と身に力が入った。
     そんな中、いつもどおり遠征から戻ってくると、本丸が妙にざわついていた。けしてそれは良い空気ではなく、むしろ不穏な気配さえ感じた。見知らぬ人間達が本丸内を占拠しており、中には刀剣の誰かと口論になっている声も聞こえる。
     胸騒ぎと 3622

    lmyonsanl

    DONE探偵とジョーカーのパソドブレ/オリジナル

    高校の頃憧れていた女の子(夜子)について、どこかの誰かが大人になって思うこと。
    ある意味夜子夢。主人公がどんな人かはご自由に。

    ※世界観:人間に成り代わる異形の者がいる現代のような世界。そこで探偵と呼ばれる
    特別な力を持つ者と、異形の者たちが繰り広げるお話。
    作品サイト/https://yumejo20165.wixsite.com/tanjo
    憧れのあの子の瞳は煌めく夜空だった 疲れた――。
     脳内を占めるのはそれだけだ。
    「はぁ……」
     ソファにぼすんと倒れこみ、テレビをつける。ぼんやりと夜のニュースを眺めていると、「晩御飯……」「だる……」「でも何か食べたい気もするし……」「あ、例の件について調べものしておかなきゃ……」などが次々頭に浮かんでくる。せめて家のなかだけでも仕事と離れていたいが、そうも言っていられないのが現実だ。
    「あ~……」
     うめきながら、朝テーブルの上に放置したままだった食べかけのパンに腕を伸ばす。袋を閉めて出る余裕は無かったから、パンはすっかり乾燥してパサパサになっていた。
     それでも何も食べないよりかは、と口に押し込むが、口内の水分がみるみる奪われてしまい結局食べたことを後悔した。コンビニに寄るのすら面倒で一直線に帰宅したが、せめて肉まんでも買ってくるべきだったか。
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