花野宮 恋華の過去とか考え方とか実妹を自分が行った戦闘によって亡くしているが、死体がないためそのまま行方不明届が出されてる。死体を隠したのは恋華。なぜ隠したのか、理由は彼女と妹は真反対の性格、それゆえ無意識の行動が多かったからだ。それが気に食わなかった。親に苦労をかける妹、そんなの居なければいい。
しかし、死んだことを親には言えなかった。親が悲しむのは分かっていたからだ。だから、隠して、何も言わなかった。今、親は妹が戻ってくるという微かな希望を抱いてる。
そんな希望なんて、捨ててよ。私が居るじゃない、あの子はパパとママに必要ないの。私だけでいい、完璧な私だけでいいの。
恋華の家は有名な家系。学者を沢山出してる。それゆえ、妹の自由奔放さに親戚はみな困惑していた。それを見た恋華は「私はみんなの望んだ姿(学者)になる」と小学生の時にそう考えそのことを伝えると、親戚は全員恋華のことを誇らしく思った。それからというもの、彼女は皆からとても愛された。
とてもいい成績、態度、性格。
何もかも親戚から愛されるような彼女になった。
「これがいいと思うの」「ああすればいいんじゃない?」「それの方がいいでしょう」
彼女はその言葉に頷いた。みんなが正しいんだ。これも愛されてるからなんだ。
実際妹にはそのようなこと言ってないみたいだし。
これでいいの。