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    kota

    2022年11月に終了したTwitter(syoyuitameac)のログ。
    成人済み。メタカビ、マホカビ、マルカビなどの小説やイラストを投稿してます。年齢指定作品はポイピクにログインすれば見れます。
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    kota

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    メタカビSS。
    一緒にお菓子作りをする🦇と🍑。

    ##メタカビ
    ##メタカビSS

    Chocolate Cream「メタナイト、次はどうするの?」
    「ああ、次はそれとそれを泡立て器で混ぜてくれ」
    「わかったー!」
    カービィは元気よく返事をすると、チョコレートシロップが入った計量カップを手に取った。それを、ホイップされた生クリームのボウルに入れて泡立て器でかき混ぜる。あっというまにチョコレートクリームが出来上がった。
    メタナイトはその横でフルーツを切っている。

    今日は久しぶりに二人でケーキを作ることにしたのだ。
    材料を量ったり、包丁を使うのはメタナイトの担当だ。カービィはそれらを混ぜたり、並べたりする。
    何度か一緒にお菓子を作ってみて、それが一番安全(色々な意味で)な方法だと分かり、自然とそうなった。

    「すごーい!こんなに簡単に作れるんだね!」
    「ああ。それだと湯せんがいらないから簡単だろう?」
    「うん!楽ちんだね。あっという間にできちゃった!」
    カービィはそう言うと、泡立て器に付いたチョコレートクリームをひとすくいし、ペロリと舐めた。その瞬間、ぱあっと笑顔になる。
    「おいしーい!」
    「まったく君は……」
    さっそく味見をするカービィに、メタナイトは呆れたような声を出しながらも笑う。
    「すごくおいしいよ!メタナイトも食べる?」
    「私はいい……今は手がふさがっているからな」
    そう言ってメタナイトはフルーツでベタベタになった自分の両手を目で指した。
    「じゃあ、食べさせてあげる!」
    「?!」
    そう言うとカービィはメタナイトの仮面を少しずらし、唇にクリームをひと塗りしたので、メタナイトは思わず肩をすくめた。
    「どう?おいしいでしょ?」
    「あ、ああ……」
    唇に触れたカービィの柔らかい手の感触に妙にドキドキしてしまって、あまり味が分からなかったが、メタナイトはそう答えた。
    「……あ!メタナイト!落ちたよ!」
    「!!!」
    気がつくと、せっかく切ったフルーツが何個か床に落ちていた。
    「もーっ!もったいないよ!!」
    ぷくっと頬を膨らませてカービィが言う。
    「す、すまない……」
    メタナイトはそう言いながら慌てて拾った。

    end.
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