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    koto_siro

    女体化とかすけべとか置く場所

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    koto_siro

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    白にょた一

    目に見える場所に居た最後の一匹の虚を袈裟懸けに斬りつけ恋次は息を吐いた。
    キラキラと昇華する虚を横目にさて他の者たちは無事だろうかと辺りを見回す。
    大量に発生した虚の所為で六番隊数十人で編成された大規模な討伐になってしまった。
    席官を中心にはしていたが虚討伐を慣れさせる為に新人も配置していた為に『万が一』も在りうる。
    それに隊長である白哉も居るとはいえ、恋次の懸念事項は新人だけではなかった。

    「はーやれやれ。一護は何処行きやがった?」

    タイミング悪く虚討伐を命じられた時に居た一護が駄々を捏ね白哉から許可をもぎ取り一緒に来ていたのだ。
    一護は隊長格の力を持つ故にそこらの虚には遅れを取る事は無い。
    しかし若さ故なのか、死神一年生故か、将又性格故か時折如何してそんな所で、と思う所で怪我をするやら事件に首を突っ込んでいるのだ。
    混戦になった所為で見失った小柄な少女の姿をきょろりと探していた恋次の所へ慌てた様子の部下が一人飛び込んでくる。

    「ああああ阿散井副隊長!黒崎さんが!!」
    「!?一護が如何した!」

    懸念が当たってしまったか、と恋次は首筋に走った不安を拭い去る様に先導する部下に合わせて走り出す。
    そして辿り着いた先に見えたのは、

    「うー、ふろはいる」
    「あーーーーっお止め下さい死神代行殿ぉぉおおお!!!」
    「黒崎さん!!ダメです!!ダメです!!!!」

    何故だか温泉も沸いてない様な鬱蒼とした森の中だというのに「風呂に入る」という訳の分からない言葉を言いながら服を脱ぎだしている一護と、それを止めている部下たちの姿があった。
    部下が慌てて恋次に助けを求めてくる筈である。
    だが恋次も意味が分からないが、止めなければ色々な意味で被害が出てしまうだろう事は分かる。

    「一護ォォオオオ!!!」

    瞬歩で一護の背後へと回り込んだ恋次は一護の両脇に腕を回し羽交い絞めにする。
    墨染の死覇装は脱げかけ、襦袢からは豊満な胸が少しはみ出してしまっていた。
    何すんだ、と見上げてきた一護の目は焦点が定まっておらず、正気で無い事は明らかだ。
    状況を見るに虚の何かしらの能力を受けたのだろうが、こんな意味の分からない作用でなくてもいいだろうと恋次は心の中で悲鳴を上げた。
    兎に角、今すぐに一護を正気に戻し服を着させなければならない。

    「はなせ赤カブー、おれはふろにはいるんだ」
    「意味分かんねぇ事言ってねぇで服を着ろ馬鹿!!こんな所隊長に見られたら……」
    「何をしている」

    速攻でフラグを回収してしまった。
    言霊ってあるんだな、と恋次は思いながら声のした方へとギギギギ、と首を回した。
    抜き身の斬魄刀を携えた自隊の隊長がゆっくりと恋次たちの元へと歩みを進めてくる。
    霊圧が空恐ろしいが、今の脱ぎかけの少女を羽交い絞めした上に回りに何人もの男が取り囲んでいる、という状況を鑑みれば何事か勘違いされてもおかしくは無い。
    一護の敵ならば恩人でも殺す勢いの白哉の状態を正しく把握している恋次だけが冷や汗を滝の様に流して震えていた。
    けれど今手を離せば一護はまた脱ぎ始めてしまうだろう。
    若い純朴な少女の裸体を晒す訳には行かないのだ。

    「あ、あの朽木隊長違うんです、此れは海よりも深い理由が!!!」
    「……」
    「ふろはいる」

    こんな状態でも一護は固い意志の元意味の分からない行動を続けようとしていた。
    四番隊連れて来れば眠らせたものをと後悔しても後の祭りである。
    一護が正気で無い事は白哉も見た瞬間に分かった様だ。
    斬魄刀を鞘へと戻すと、一護へと指をさす。

    「縛道の四、這縄」

    器用に羽交い絞めしている恋次を避け一護だけを縛した白哉は溜め息を吐きながらもぞもぞと芋虫の様になっている一護を抱き上げた。

    「……兄には少々説教が必要な様だな」
    「うー?ふろ」
    「風呂は後で入れ。恋次、後は任せる」
    「は、ハイ!」

    恋次の返答を聞いたか聞いてないかのタイミングで白哉の身は瞬歩により掻き消えてしまった。
    勿論一護も一緒に、である。

    「流石朽木隊長、あの状態の黒崎さんをいとも簡単に!」
    「……オウ、ソウダナ」

    ちゃんと卯ノ花隊長の所に診せに行っていますように、お持ち帰りなんてして居ません様に。と自隊の隊長の清廉潔白さを信じ切っている部下たちの横で恋次は只管に祈ったのであった。
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