ふとした自覚ふとした瞬間、驚くことがある
「フリーナ危ない!!」
「わっ!!」
ヌヴィレットと散歩をしていると、いきなりヌヴィレットに抱き寄せられた。
前を見ると、マシナリーが襲いかかってきてヌヴィレットの外套を掴む。
「泡沫となるがいい」
ヌヴィレットの水元素の力がマシナリーに当たり彼らは活動を止めた。
「怪我はなかっただろうか?」
「う、うん…ありがとう」
ヌヴィレットを見つめると彼は僕の頭を撫でてくれた。
その手の大きさに、ドキリとした。
ヌヴィレットは龍で僕は純水精霊が人になったもの。
互いに、人とは少し違う感性を持っている。人の素振りを気にしたことはあるが、よく分からないところもある。これは僕らが人より遥かに長い時を生きてきたというのもある。
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