は、意識が浮上した。
まっくらな部屋の中、ミスタはベッドの上で目を覚ました。
なぜだか胸がドキドキしていて、体は汗をたくさんかいている。
どうしてだろうかと考えたミスタは、怖い夢を見ていた事を思い出した。

夢の中でも、ミスタは夜に目を覚ました。
電気もついていないのに、部屋の中が不思議に明るい。
カーテンが開いているのかな、と窓を見たミスタはそのまま固まってしまった。
窓の外におばけがいたのだ。
真っ白な顔に、大きい黄色のビカビカ光る目でミスタを見下ろして、真っ赤な口でニタニタ笑っている。
そんなおばけが窓いっぱいに映っていた。
ミスタは怖くなって布団に潜り込んだが、よくよく考えると今日はヴォックスが一緒に寝ていたことを思い出した。

【shuike/ikeshu】苦涩热情*无差，写点相互暗恋的室友冷色组




A.

　　事情是在哪天开始变得不对劲的，他并不知道。只不过此时此刻，他端着咖啡在对方的房门前愣住。隔着房门传来被门板阻挡的闷闷的鼓点和人演唱的声音。如果此时此刻推门进去，不就证明了事情的发展真的像他想的那么令人不安了吗？

　　因为迟钝到连“喜欢”是什么都不知道，所以他只能判断自己是不太正常，而不能像听别人的故事或者观赏恋爱剧情一样笑嘻嘻地调侃“这家伙一定喜欢上别人了”。

　　他看了一眼起居室墙上黑色边框的时钟，时针模模糊糊地指着四点，因为现在房间里黑得连外面稀疏的灯光都几乎透不进来。厨房的灯在他刚刚加完冰块之后就被他关掉了，手上正因为玻璃杯外冒出水汽开始变得湿乎乎的。

　　现在脑子里才开始浮现三点钟的事。游戏玩到一半，心静不下来，跑出来站在室友的房门前，静静站了一分钟听见沉闷的音乐声，不知道是什么原因感觉到有点兴奋。