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    イチサン

    らくがきとすけべなやつを投げていくところ
    🍅🌸ばっかりになりそう

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    イチサン

    ☆quiet follow

    4月のサスサク新刊【隠恋慕】のその後のお話。
    こちらだけでも読めると思います。
    本編後、なるほどな!って思って貰えたらなと……

    ※女の子の日ネタなので苦手な方はご注意ください。

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    recommended works

    akira_luce

    DONE七夕の時にあげた丹穹。

    星核の力を使い果たし機能を停止(眠りについた)した穹。そんな穹を救うために丹恒は数多の星に足を運び彼を救う方法を探した。
    しかしどれだけ経っても救う手立ては見つからない。時間の流れは残酷で、丹恒の記憶の中から少しづつ穹の声がこぼれ落ちていく。
    遂に穹の声が思い出せなくなった頃、ある星で条件が整った特別な日に願い事をすると願いが叶うという伝承を聞いた丹恒は、その星の人々から笹を譲り受け目覚めぬ穹の傍に飾ることにした。その日が来るまで短冊に願いを込めていく丹恒。
    そしてその日は来た。流星群とその星では百年ぶりの晴天の七夕。星々の逢瀬が叶う日。

    ───声が聞きたい。名前を呼んで欲しい。目覚めて欲しい。……叶うなら、また一緒に旅をしたい。

    ささやかな祈りのような願いを胸に秘めた丹恒の瞳から涙がこぼれ、穹の頬の落ちる。
    その時、穹の瞼が震えゆっくりと開かれていくのを丹恒は見た。
    一番星のように煌めく金色が丹恒を見つめると、丹恒の瞳から涙が溢れる。
    それは悲しみからではなく大切な人に再び逢えたことへの喜びの涙だった。
    「丹恒」と名前を呼ぶ声が心に染み込んでいく。温かく、懐かしく、愛おしい声…。


    ずっと聞こえなかった記憶の中の声も、今は鮮明に聴こえる。
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    azisaitsumuri

    CAN’T MAKEさそいうけリのよーり。正気の失い方の話。
    ???
    寝台に腰掛けた長身が言う。「だっこ。」首を傾げる、外で自分で立って歩いていることに飽きてそう言って来ることはあるが。幼児か?そうかも知れない。だがここはこの男の部屋であり、本人は既にだらりとして腰を落ち着かせている。とにかく伸ばされた長くて鋭利な手に身を寄せ、バランスの取り難い長身の体を、浮かせはした。これは何をねだられているのだろう、浮遊感か?それとも自分も座って良いのだろうか?試しに男のいた場所に腰掛けると、何も言われなかった。ただ。「ちょ、」衣服に長い指を引っ掛けられ、それは剥ぐような動きを見せる。これは、抱っこっていうか。観念して、顔を寄せれば。「いや。」口を逸らされた。なんでだ。「だっこ。」「…してる。」「ちがう。」また首を傾げる。今度は大仰に。しかしそれをするくらい疑問だ。「…もっと。」またこちらの衣服に意識をやるので、諦めて寝台にその身と自分を横たえ、相手の衣服もときほぐす。その際指でその顔に触れても何も言わない。ただ顔同士を寄せると逃げられる。なんでだ。「はやく。」「…性急にやってる方だと思う。」「もっと。」もっと。「正気を失うくらい。」
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