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    ninosuke883

    @ninosuke883

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    ninosuke883

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    🐯👹🐉🐭
    水着でわちゃわちゃしてるだけ
    念のため🔞

    「じゃーん!」
     水着姿で現れたホシグマは得意げな笑顔を見せた。
    「今回思い切って新調したんですよ。どうです?」
    「……」「……」
     ところがチェンとスワイヤーは彼女の姿を一目見た瞬間その場に固まったのだ。
    「ど、どうしたんですか……、そんな怖い顔して」
     さらに二人は無言のまま、ただ彼女の身体を凝視し始めたのである。
    「お前は……」「アンタねぇ……」
     気まずい沈黙の末、遂に口を開いた二人からの言葉は、ホシグマの全く予想しないものだった。
    「「なんだその下乳はーーー!」」


    「いいじゃないですか! 前のが露出少なかったから気分転換ですよ!」
     ホシグマは弁明を図る。
     彼女の纏っていた水着は、先日のドッソレスで二人が見たものとは全く違っていた。脚を惜しげもなく晒したその姿は、長身の彼女の持ち味を遺憾なく発揮している。一方腕や首周りはウェットスーツでしっかりと覆われており、マリンスポーツを嗜むアクティブな彼女らしいスタイルとなっていた。
     ところがその上半身と腹部の境目、彼女の胸部でウェットスーツの黒い生地はすっぱり無くなっていたのだ。
     そして彼女の胸が描く曲線が、その境目の下端からちらりと覗いていたのである。
    「だとしても出し方というものがあるだろう! なんで下だけなんだ!」
     二人から評価は非難囂々であった。
    「そうよ! 近衛局の風紀が乱れるじゃない!」
    「あなたに言われる筋合いはありません!」
     理不尽な抗議を浴びせるスワイヤーが着る水着は、胸元から腹部までぱっくりと大きな切れ込みが入っているのだ。
     めげずに反論を繰り返していると、ついに二人がホシグマに向けてつかつかと歩み寄ってきた。
     横並びで迫った二人は彼女を見上げると、下四分の三が無いウェットスーツの下裾を掴む。
    「こんな破廉恥な乳はな……」
    「え、ちょっ――」
     ホシグマもここにきてようやく二人の意図に気付く。
     遅かった。裾を掴んだ手が勢いよく上に動く。
    「こうだーーー!」
    「キャーーーーーーッ!」
     そして中からはホシグマの豊満な胸が、ぼろりと零れ落ちてきたのである。
    「ざまあみろ! 妖怪下乳!」
     胸を完全に露出させられてしまい、悲鳴を上げてしゃがみ込むホシグマに向かって二人が暴言を飛ばす。
    「酷い! パワハラですよ!」
    「アンタの方が力あるんだからこれで対等よ!」
     完全に子供の喧嘩だった。
    「さあ! その乳の罪を償え!」
     散々言われるだけだった状態に、ホシグマもとうとう我慢の限界を迎える。
    「そういうお嬢様だって……」
     彼女は鍛え上げられた脚力で勢いよく立ち上がる。露出した筋肉が収縮するその一瞬は、場所が場所なら芸術品になっていただろう。
     だが残念なことに、ここはただの更衣室なのだ。ホシグマはそんなことは一切意に介さないままスワイヤーを捉えると、水着を止めていた金具を流れるような手つきで外す。
    「おりゃーーー!」
    「ニャーーーーーーッ!」
     そして胸元を勢いよく開いた結果、今度はスワイヤーの可愛らしい胸が間から飛び出してきたのだった。
    「どうだ! 妖怪谷間!」
    「酷いじゃない! セクハラよ!」
    「モラハラ上司が何を言う!」
     ホシグマは先ほどの自分のようになったスワイヤーを一喝すると、最後に残されたチェンの方へゆらりと向きを変える。
    「次は……」
    「や、やめろ……。こっちくるな……」
     相変わらず胸を出しっぱなしにしたまま両手を広げてにじり寄るホシグマに、チェンは胸元を腕で隠しながら後ずさる。
    「仲間外れにはしないわよぉ……」
     さらにその後ろにはホシグマ側となったスワイヤーが続く。
    「な! 裏切りだ!」
     二対一。形勢が完全に逆転し、なすすべなくひん剥かれる事をチェンが覚悟した時、
    「あなた達いつまで時間かけてるの? 先に行っちゃうわよ」
     背後から三人を呼ぶ声が飛んで来たのだ。
    「え……? 何やってるの……?」
     皆と同じく水着姿で現れたリンの表情は、三人の姿を見るなり引きつる。
    「助けてくれ! 妖怪乳晒しが!」
    「いっ⁉」
     好機ととらえたチェンの行動は速かった。彼女はリンの背後にさっと回り込むと、そのまま二人からの盾にする。
    「ちっ!」
     ホシグマは目の前をリンで塞がれた形となってしまい、明らかにその足が鈍り始める。
    「ほほーう。次はネズ公ってわけね……」
     しかしスワイヤーはお構いなしだった、新たな生贄がやって来たと言わんばかりにきらりと目を光らせると、一気にリンの胸元へ突撃したのである。
    「覚悟おっ!」
    「きゃあ!」
     しかしリンの素肌がこれ以上晒される事は無かった。
     彼女は掴みかかってきたスワイヤーの手をひらりと受け流す。勢いを殺せなかったスワイヤーはそのまま床に転がり、
    「ギャーーーーーッ!」
     そしてリンからの背負い投げを喰らったチェンが降って来たのであった。
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