鬼滅の舞台 無限夢列車編キメステ 感想
演出
内容を知らない方でも楽しめるように経緯説明から始まった!配慮されている☺️漫画や映画では簡単にカットを変えられるけれど、舞台でくるくると視点が変わる演出の工夫に驚いた。それも違和感なくどの場面か分かるので、展開の早さに加えて初見の観客もついて行ける場面転換は見物でした!
鬼滅独特の禍々しい雰囲気ゆるい雰囲気もふんだんに織り込まれていて、緩急があって面白かったです!
技を繰り出すところもめちゃ格好良くて、特に煉獄さんの炎は豪快でステージ全体に一瞬で炎のうねりが拡がる映像演出は迫力満点でした!魘夢との戦いも激しくて鳥肌立ちました…!!炭治郎の水の呼吸もステージの端から端まで使って刃が敵の身体を滑ってアニメみたいです!無意識領域に入る為に引き裂く演出も、解説しながらスローモーションで現実が進んでいく演出も本当にすごくて、生身の人間が舞台上で演じていることを忘れてしまいそうなくらい完璧!!
感激ポイント上げてく
・炭治郎役の方のぷく顔が炭治郎だった
でも乗車後もずっと全力の炭治郎してて舞台上で倒れないか心配になった、魘夢の触手との怒涛のアクションで繰り出される斬撃の数々凄すぎた!炭治郎の魂が叫んで泣いてる、目の前のリアルでこの世界が展開されているんだと観客を鬼滅の世界の中に引き込んでくれて、炭治郎の悲しみも怒りも優しさも届けてくれて心から素晴らしいと思った
・キャストさんの声が感情がこもっていて最高だった!皆歌上手美声!!煉獄さんの無意識領域に行った子の演技も素敵だったし声の凄みがあって引き込まれた。また、結核の少年の声が震えているのも心がぎゅっとなって引き込まれた。善逸役の方の濁点叫びや鼻の下が伸びてそうな声とか善逸すぎて叫びそうなった!霹靂一閃キレッキレでした!!伊之助もあんな分厚い被り物してるのに後半の魘夢戦で特に野太い声で雄叫び上げまくってて伊之助だったのすごかった!
無惨様っ!!!脳味噌に溶けるようなお声でアニメにもめちゃ似てたし驚いた!!
魘夢さん!歌うますぎん?!!!迫力のあるでも情緒が滲む素晴らしい美声でした!
また、話し方から立ち居振る舞い全てが魘夢という鬼で、妖艶で知的で策士な感じが溢れ出てて、どんな場面でもすごい耳にすんなり台詞や歌が流暢にはっきりと入ってくるのでほんとすごかった!!!
父上も漫画、アニメからそのまんま出てきましたかというくらいに父上だった!!!声が特に!中の人はお茶目でとても可愛らしいかったです笑ギャップありすぎて尊い😊
千くんの優しい声も素敵だった!
禰豆子ちゃん激かわ!アクション格好良くて惚れたし、最後jkだと知りその肝の座り様に尊敬します😳✨
煉獄さん威風堂々たる空気感を纏っていて、説得力がありました。歌声の透明感…!涙を本当に流されていて画面越しにも感化されて感動しました👏
1人1人迫真の演技で私も画面の向こうでずっと拍手してた😂礼儀というよりかしたくなった!!本当に3ヶ月走り抜けて下さりありがとうございました👏👏👏✨✨✨✨
猗窩座戦
座さん来たときの絶望感は本気ものだった。
スライディングガバッ「ぐあああああっっ!!!」からの求愛ダンスキレッキレでした!!終始戦闘はキレッキレでした!!
初見一度では♡付いて言っている台詞はあまり無いように感じましたでもアニメとは違う狂気を孕んだ声と演技で、低音だみ声の身体みずみずしいのに渋い猗窩座でした✨戦闘のスキルを磨くのが好きという印象を受けて、アニメを見てしまったので石田さんのちょっと変態みを感じる杏寿郎♡呼びとか興奮した座さんと違って、生粋の武道家で戦闘を楽しむのも甘さ1つない男という感じで、杏寿郎への拘りよりか杏寿郎の肉体、精神力、磨き抜かれた技術に興奮していて、瞳に炎を宿した向上心の高く情熱的な男を同士として是非迎え入れたい猗窩座なのかなといった印象を受けました!感情の起伏もあまりなくアニメとは違った鬼らしさがありました!
ただ、煉獄さんのお腹ぶち抜いた後からは割と♡が語尾に飛んでいて(勝手な妄想😂)
それまで快の感情はあれど心の底では何も感じてなさそうな冷たい鬼らしさがあったのに、杏寿郎が死にそうになってから少し人間的感情のあるところが見えて、猗窩座だと思った。羅針の構えめちゃくちゃ猗窩座だった!
煉獄さんが一瞬で距離詰めるところ座さんの股ぐらに煉獄さんの頭が来ててちょっと危ういシーンだった笑そのままくっついてくれたら完璧だった😊
猗窩座の肉を削ぐ描写も実際に切られてはいないけれど、肉体が割かれているだろうなと伝わってくるから凄いし、再生させながら拳を振るう時の身の捩り方がなんか、なんか艶かしかった…💕
折檻は細胞が破壊されるエグさを表現する為に舞台が一番喘いでいた!炭治郎への脳髄撒き散らす発言も炭治郎ではなく剣道場の奴らに向けて言っている感じがして、私はここで初見の今の時点では舞台版での炭猗窩の可能性はまだ低めかもしれないと思った(アニメの方でも炭治郎越しに剣道場の奴らを見てる要素はあったけれど憎々しさが炭治郎に向けられていて、無限城で過去を思い出す影を炭治郎に感じていた伏線も入っているような、杏寿郎に対してのように素直になりきれない弱者だからだけでは片付けられない不快感(可愛さ余って憎さ百倍的な過去がざわつく)に繋がる、炭治郎への拘りを感じたあの憤怒の様子)
舞台後の蒼木さんが猗窩座の姿のまま話すところを見て、素の蒼木さん割と猗窩座では?となった☺️爽やかな青年だった
肉体美がすごくて、最高でした!
二人を舞台で見れて良かった✨✨感謝です💓