キスフレ オモチリひどく驚いた顔に満足した。
見た目通り小さな腔内を堪能し、最後にチリはペロリとオモダカの唇を一舐めした。
目を見開いて固まっている姿に、意外に初心なのかとチリは勘ぐってしまうぐらいだった。
このパルデアで誰もが憧れる存在のトップチャンピオンの唇を奪ってやった。それぐらいの軽いノリだった。
怒られるかと思ったが驚きが大きすぎたのか、何も言われることもなく許された。
それが、今まで手に触れることが許されない宝物を手に入れたようで、ひどく満足した。
それから、隙を見てはチリはオモダカの唇に触れた。
特に理由なんてない、気まぐれなキスが気に入って、ちょっかいをかけるようにキスをした。
言語化できないまでも、他の人とは違う関係になれたのが、どこか自慢だったし、チリにとってはいけないものに手を出しているスリルをも味わっていた。
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