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    ゆきぢ

    @D_N_cox

    アカウントメインで扱ってる二次創作系こっち

    雑多ジャンル+創作↓
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    ゆきぢ

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    うちの倫理観終わりのみこって三つ子(双子)ら雑相関図

    時系列双子幼少期で。

    母親(三つ子長女)はその後マレに殺され死亡
    父親(三つ子長男)は子どもが産まれてることは知ってるが親友に助けられ姉から逃げたのでその後一切関与せず
    トラウマに怯えながら頑張ってどっかで生きてる 👊

    ##FF14
    ##うちうち

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    recommended works

    komaki_etc

    DOODLE天使の漣
    天使 平日の十四時のカフェなんて、人気のないものだ。タケルとの待ち合わせまで、時間つぶしに入っただけの漣にとって、それは都合のいいことだった。どこかの日陰でやり過ごすには暑すぎる日だった。
     心地いい雑音と、ゆったり氷の融けていくアイスティー。机の上に溜まっていく水滴を尻目に、背中の違和感が増す。漣は何度も姿勢を変えながら、じんわりと広がる痛みに眉根を顰めた。普段ならしまっているはずの羽が、窮屈そうに頭を出す。
     自身が天使であることは、タケルには隠していなかった。満月の夜にしか姿は変わらないし、日常生活に支障はない。ただ、こうして時々、背中が痛むのだ。早く人間の殻から解放されたいというように。
     人間でありつづけることを選んだのは漣自身だった。天使の母親と人間の父親の間に生まれ、父と共に暮らすことになったその時に、その運命は決められた。強い存在であることを望まれながら、人知の及ばない力が身体を襲う時、自分の存在意義がわからなくなる。漣にとって、満月とは煩わしいものだった。一種の呪いに、血を恨む。顔も知らない母親は、どうして父となど交わったのだろう。堕天する気もなかったくせに。
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