あさごはん「んぁ...」
ルミナスは布団からのこのこと出て廊下へ出る。
「ヤバ...もうこんな時間...」
時計はすでに8時を回っていた。
ルミナスはダイニングへ向かう。
「今日は兄さんが朝ごはん担当だったけど...火事じゃないよね...?」
すると...
「おっ!ルミナス!おはよ~!!」
キッチンからスカルフが顔を出し、笑顔で言った。
だが...いつもではなかったのだ。
いつもなら、そこらへんの雑草や虫を丸焦げにしたものが皿に乗っているだけなのだ。
だが、今日は違った。
美味しそうな目玉焼きにこんがりとしたトースト...更にコーンポタージュも湯気を立てている。
カーテンも捲られて、アロマキャンドルもいい香りに漂って心地が良かった。
811