聖杯組が魔力供給するようです焼け焦げた匂いが辺りに広がる。
「……これで全部片付いたようだな。」
オジマンディアスはふっ……と息を吐き出す。
魔力を多く使いすぎた。
ただでさえマスターと離れ、カルデアからの魔力が切断されている状態なのだ。
無駄遣いは避けなければならない、だが……
「おー終わったか。」
「うっ……焦げた匂いがする……」
「貴様ら……」
そもそもマスターからはぐれる原因となったのも以蔵とアスクレピオスが怪我をおったからである。
怪我を負って動けない2人を担ぎ、安全な場所を探しに必死に走り回った結果、この有り様である。
「そもそも!貴様らのせいでこうなっているのだ!おかげで余の魔力がそこを尽きようとしている!」
「そんな事言われてものー」
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