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    シオンGMK2

    @shionGMK2

    愛に生きる海底の民。紙芝居もどきと
    漫画もどきを投稿しています🐬✨

    ♦︎当作品は以下の順番で読むのがおすすめです!🙌 ↓
    【女郎花】→【エーテル灯流し2020】→ 【エーテル灯流し2021】→【ゲットアライフ‼︎】→【困ったときの青い鳥】→【ブキヨウデスパレート】→【エーテル灯流し2022】

    ※キャラクタークリエイトRPG「流転のグリマルシェ」の世界観やよそのこを一部お借りして制作しています。心から感謝申し上げます。
    ※ 「デュアクール大陸」や「海底都市アメジスティア」含むその他海底都市はオリジナルの世界観です。

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    シオンGMK2

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    エーテル灯流し2020 番外編
    箸休めにどうぞ。2本立て

    ##エーテル灯流し
    ##ヤグモのサイドストーリー

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    recommended works

    other8e

    MOURNING幸せであれ
    ※しじみ食べたことないので食感は検索してみたけど実際のところ知りません
    「嶺二」
    ぼくの名前を呼ぶ声にゆっくり目を開けると、ベッドの端に腰をかけたランランの姿があった。
    「おはよう、嶺二。やっと起きたな」
    ランランはぼくの頬をそっと撫でてふわりと微笑む。少しくすぐったい。カーテンの隙間から射し込む陽の光が、ランランのまだセットしていないふわふわの髪の毛を明るく照らしてきらきらと輝いている。
    「いまなんじ?」
    身を起こしながら聞くと、7時だと教えてくれた。ちょうどいい時間だ。
    体を起こしたものの疲労の残る体はまだ少しだるくて、ベッドの上でぼうっとしてしまう。ランランの小さく笑うような声が聞こえたかと思うと、ぎしりとベッドの軋む音と唇に優しく触れる感触。それにうっとりとする間もなくランランはぼくから離れて、物足りなさを感じて見上げるぼくの髪を大きな手でくしゃくしゃとかき乱した。
    「ちょっとー!」
    「目ぇ覚めただろ?朝飯作ってあるから早く顔洗ってこい」
    「うん」


    着替えは後回しにして、顔を洗って歯を磨いてリビングに向かうと、美味しそうな匂いがぼくを待っていた。
    「わー!すっごい!和食だ…!」
    テーブルには、お味噌汁に焼き鮭に卵焼きが並んでいて、どれもまだ白い 2846