黄昏辻　あらすじその村には辻神様がいる

辻神とは（辻神の眷属にはメタっ子）
古より辻は現世と来世との境界となっているという説があり、そのような場所に棲みつきやすいといわれる魔物が辻神である。名称は「神」だが、いわゆる信仰対象の神ではなく、災いをもたらす邪神、悪神というべき存在である。

………

その村では「仕方ない」と誰もが言う

辻神様のお気に入りにはお印が

お印でたなら、ひとりで辻にむかうなかれ

その手の小指、辻神様にとられるなかれ

ゆめゆめ忘れぬよう

この世は辻の境目にある

………

なんちゃってシナリオ風
「黄昏辻」

………

「見える」ものには、いつかお印がでて、辻神様のお迎えがくる。そう言い伝えられている村。それに対して村の人間は口々に仕方ないとつぶやく。それには、怒りも、焦りも、悲しみも、諦めも、畏れさえもない。ただただ、自然のこととして土地に根付いている。