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    わさび

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    わさび

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    モブディル/モブガイ

    2枚目は気に入らなかった色塗り差分です。
    なんでも許せる方だけでお願い致します。
    ⚠️右腕欠損/嘔吐/ヤク漬け

    #モブディル
    Mob/Diluc
    #モブガイ

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    のくたの諸々倉庫

    PROGRESS黎明よ、どうか断罪を(1)/ディルガイ
    現パロ。捏造まみれ。
     夢を見る。
     お前は嘘つきだな、と。片目の隠れた男が笑い、白い部屋で目を覚ます。そんな、夢だ。
    「……ここはどこだ。そして、君は」
     夢の中であると分かっているはずなのに、背を伝う汗の感触すらリアルだった。いつの間にか座っていた椅子の上、目の前に佇むのは青い髪の男。
    「俺か? 俺はガイア、ガイア・アルベリヒ。この部屋の主を始めて大方300年くらいだ。そしてお前はディルック。俺の、にいさん」
    「僕に弟はいないはずだが」
    「まあまあ、言っただろ? 俺はこの部屋に300年住んでるって」
     言いながら、広げられた両手が白一色の室内を示す。その中央に向かい合う形で、やはり白い椅子がひとつずつ。それらに僕たちは腰掛けていて、僕をにいさんと呼ぶ彼以外には何も、本当に何もない部屋だった。
    「言いたいことはいくつかあるが……窓ひとつない部屋なのに、時間の経過なんて分かるのか」
    「そこらへんはまあ、なんとなくだから間違ってるかもな。いわゆるフィーリングってやつだ」
    「……それ以前に、君は人間なのか? 300年もこんな、何もない部屋に閉じ込められて……退屈だとかそれ以前に、人間としての寿命はどうなっている 8002

    のくたの諸々倉庫

    DONE黎明よ、どうか断罪を(完)/ディルガイ
    おわり!
    「残念ながら別人だぜ、あいつは」
    「……本当、なのか」
    「ああ、見た目は俺そっくりだけどな。なんなら俺の生まれ変わりかもしれないが、記憶の引き継ぎに必要な『俺』は今ここにいる。
     つまりは姿形だけそっくりな他人だよ」
     白い部屋。僕が贈ったものだけが、色を持ってそこに佇むこの場所で──僕を見るガイアの目は、さも愉快そうに弧を描いた。
    「ちなみにな、お前今結構危うい状態にあるぞ。ここにいるほんの短い時間以外、前からずっと寝てなかったもんな」
    「……そんな、ことは」
    「あるんだよ、過労死しかけてもなお気付かないとか余程だぞ。
     それとも俺と、ここで一緒に楽しく暮らすか?」
     ──あるいはそれは、僕がそれを拒むのだろうという確信と共に放たれた言葉だったのかもしれない。
     それでもひどく、心は揺れた。彼と一緒に、ここで、永遠に。
    「……それも、いいかもしれないな」
    「っ……おいおい、どうしたんだよお前。そんなにお疲れだったのか」
    「言い出しておいて慌てるな……疲れているのは確かだが、君と過ごせるならそれも、悪くないと思っただけだ」
    「冗談だろ……そうなればお前、もう二度と目を覚ますことなく死ぬ 3518