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    ジュン

    正良が好き。思いつきを載せる。

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    ジュン

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    正→→→→→→→良の世界線
    兄貴が良守を夜行に入れたいらしいです
    ※そんな面影は本編にはない

    内容は無いよう

    良守の受難兄貴は突然、ある時を境にして俺への態度を一変させた。いままでは何かと俺に対して説教をしてくる底意地が悪く、それでいて掴みどころがない男だったのに対して、今では廊下で出食わそうもんなら…

    「おはよう。今日も美味しそうなほっぺしてるなぁ、食べてもいい?」

    「ひっ!?やめろ!!」

    「なんで嫌がる?もっと見せて、お前の可愛い顔…」

    「気色悪いこと抜かすな!あっちいけ!」

    「イヒヒ、元気いいね。早く顔洗って朝飯食えよ〜」

    とか言って毎朝実家の廊下で絡んでくる。たまにハグされたり、尻を撫でられたり…とにかくスキンシップが激しくて猛烈に困っていた。
    否、困っているどころではない。非常に嫌だ。最悪だ。だって不気味だ。今までこんなことなかったのに、何があったわけ。訳わかんねえ。
    そもそも実家を出ていったはずの兄貴が、なんでまたこうして家に居るのかといえば「ヘッドハンティング」なのだと言う。
    誰の?と聞くと、にっこり笑って「おまえ」と指をさされた。
    そう。兄貴は突然実家に戻ってきて、なんでか俺を兄貴が立ち上げた組織「夜行」の構成員にしようとしているらしい。訳分かんねえ。

    洗面所で顔を洗い、しゅこしゅこ歯磨きをしながら思う。
    兄貴がおかしくなったのは、俺を夜行へ勧誘したいがため…?理由は分からないけれど兄貴は俺の力を必要としてるらしい。
    だったら、普通に頭下げてお願いすればよくね?なんで毎朝ダル絡みされて、家族が見てない隙にセクハラされてんだ俺。
    意味わかんねえ。ムカつく。
    思わずしかめ面になる。
    力強く歯を磨きすぎて口の端から歯磨き粉が零れた。おえ。

    「いつまで歯磨いてんの」

    「!?」

    びっ、くりした。いつの間に背後にいたんだコイツ。相変わらず気配消すのうめぇ…じゃなくて!実家でそういうのやめろ!不意に背後に立つな!
    と言ってやりたいが歯を磨いてるので睨みつけるだけにしてやった。
    それから、ペッと兄貴への恨みを込めて歯磨き粉を吐き出す。水を流して、コップで口をゆすいで、はいスッキリ。

    「タオルどうぞ」

    「…おう」

    良いタイミングでタオルを渡されて思わず受け取ってしまう。口を拭って、タオルを洗濯カゴへ投げ入れると兄貴がそれを拾い上げた。不審に思い見つめていると兄貴はタオルを片手に爽やかに微笑む。

    「いや、これ俺の私物だから」

    「?別に一緒に洗ってもらえばいいだろ」

    「だめだめ。このタオルは持って帰るんだ」

    「なんでだよ。今日戻るわけじゃないんだろ?綺麗にして持って帰れば…」

    いいだろ?そう言いかけてハッとなる。
    まさかコイツ、俺にわざと使わせて…
    ゾワッ。全身に鳥肌が立った。

    「最低か?!」

    「え?なに想像してんの?」

    ニタニタ笑われてカッと頬が熱くなる。

    「そのタオル返せ!滅してやる〜!」

    「こら。人のもん勝手に滅さない」

    飄々と俺の攻撃を交わして、兄貴はさっさと退出していった。俺は息を荒らげてその場で地団駄を踏む。

    「変態!」

    叫んだ瞬間、兄貴がひょいっと入口に顔だけ出してこう言った。

    「許せ、これも愛だ」

    「なにがじゃ!!」

    拳を振り上げてクリティカルヒット、だが兄貴はボワンと煙を立てて紙切れになった。
    腸が煮えくり返る。

    「バカ兄貴!」

    このあと兄貴の隣で朝飯を食わなきゃいけないのかと思うと、とても気が滅入った。


    「…あいつ、本気で何しに来たんだ。嫌がらせか?嫌がらせなのか!?」


    俺の受難は続く。

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    Replies from the creator

    ジュン

    MEMO片思い良すぎかよムーブやばち独りごつ
    これは正良かと言われたらわかんないけど一個思いついたのが、良が妖に時ねへの恋心を奪われてしまうのを正が取り返しに行く話読みたい。
    恋心奪われたのに良はそれに気づかなくて普段通りお勤めをして学校に行く日常を過ごしていて、時ねはちょっとだけ普段と何かが違うような違和感を感じるけど(元々良の想いを知らないから)それが何か気づかない。
    というのも良は時ねに対して恋愛感情が無くても大切に思う気持ちが変わらないから。周囲が良の心が欠けていることに本人含め気づかない。
    で、偶然実家に帰ってきた兄貴がいつも通り時との事をからかったら良が照れたり怒ったりしないことに違和感を覚える。
    その違和感を確信に変えるためにその晩、お勤めに正もついて行ってわざと時ねに思わせぶりな態度をとったりしてカマをかけてみる。普段の良なら絶対にあいだに割って入って怒ったり拗ねたりするはずなのに呆れたり赤くなるけど「兄貴もしかして、ときね好きなの?!」みたいな顔してるから正は良が時を好きだった気持ちがまるっと無くなってると気づく。良おまえ最近なんかあった?例えば厄介な敵と対峙したとか…って話を聞き出して妖に奪われたのだと確信。 でも助けてやる義理ないし、本人気づいてないし。あんなに好きだったのにこんな簡単に手放せるもん?とかモヤモヤ思ったりして。
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    ジュン

    REHABILI思いつくままとりあえず書き連ねていく正良のクリスマスってやつをよぉ。
    甘い上にこれさいごまで出来てないからよぉ。本当にごめんなさい。でも正良のクリスマスほしい。サンタさん来ない。泣いた。
    そのうち完成する、わからん。めっちゃねむい。明日も休ませろ。明日から冬休みになれ。越前青学の柱になれ。なんとか、なれー。
    寒波到来、この辺りにも雪が降り始めている。今晩は室内にいても凍えるほど寒い。だが一人暮らしの良守は節約するためなるべく暖房器具を使用したくなかった。親の仕送りを無駄遣いしたくないからだ。もちろん自身でもアルバイトをしているのでその金を宛てがうこともできる。でも今月はダメだ。12月24日、兄の正守がこの家に来る。理由は聞いてない。でもわざわざクリスマスイブに約束を取り付けてきたんだから、それってつまりそういうことだろう。良守は正守を愛している。正守も良守を…恐らく愛してる。断言はできない。イマイチ掴みどころのない男だから。しかし、一人暮らしを始めてから正守は何かと良守を気にかけるようになった。実家で暮らしていたときは年単位で会うことがなかったのに、今や月一程度には顔を見せあっている。何がどうしてこうなった?初めこそ困惑したが、正守と過ごす時間は存外楽しいものだった。突然ピザを一緒に食べようと言って家にきたり、成人したときには酒を持ってきて朝まで酒盛りをした。思い返せば正守は唐突に連絡を寄越してやってくる。そうして毎回良守を振り回しては満足そうに笑っていた。だけど良守が嫌がるようなことはしない。むしろ今までやれなかったけれど、やってみたかったことを叶えてくれているような気さえした。それは良守の思い上がりかもしれないが、しかし良守の中で正守は完璧でいけ好かない兄ではなくなっている。というか正守は全然完璧なんかじゃなかった。酒が好きなくせにすぐ酔って眠ってしまうし、ケーキは盗み食いするし、課題をして構わないと拗ねる。この部屋にいるときの正守はまるで子供みたいで、だから説教好きでジジくさい兄のイメージは簡単に崩れた。いつの間にかいけ好かないと思っていた兄との関係は、気の知れた良き友のようなものへと変わっていった。実家ではないからだろうか。二人きりで過ごしていくうちお互いに妙な意地を張るのをやめた。そのうち不思議と2人を取り巻く据たちの角は丸くなり、隣にいる時間がなにより愛おしく思えて…何気なく無言で見つめあったときキスをしてしまった。
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