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    ジュン

    正良が好き。思いつきを載せる。

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    ジュン

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    恋愛出来なさすぎて都合よく弟を彼女に見立て始めた末期兄貴という正良ギャグ。良が兄貴にキツい態度、兄貴が理性溶けてるので注意。

    良ぷらす「良守知ってるか、組織の長をやっていると恋愛にうつつを抜かす時間なんてないんだ」
    「ほへー」
    「お前さ。もうちょっと興味持ってもいいんじゃないか」
    「俺、兄貴の恋愛事情なんてどうでもいいし」
    「はぁーそう。そうだよな。お前は美人な幼なじみのお姉さんと隣人ラブコメしてんだもんな。生まれながらにして人生イージーモード、俺の気持ちなんて分かるはずがなかった」
    「るせぇな。いい歳してカッコ悪くいじけてんなよ。そんなんだから相手されないんじゃねえの」
    「言いすぎだろ。そもそも出会いが無いんだよ」
    「えー裏会にも女の人たくさんいるじゃんか」
    「確かに女性はいる。けど、さすがに部下に手を出す訳にもいかんだろ」
    「ふーん。よくわかんねえけど、そーいうもんなんだ?」
    「そりゃあそうさ。部下に手を出すなんて百害あって一利なし。絶対にナイね」
    「じゃあ見合いでもすればいーじゃん」
    「別に結婚したいわけじゃないんだよなー」
    「(クッソめんど…)あーじゃあほら、最近流行りのマッチングアプリ?とか使えば?」
    「あのなぁ良守、世間はお前が思うより狭いんだよ」
    「はぁ?」
    「出会いがないと嘆くのは何も頭領だけじゃない。俺たちは山奥で集団生活をしているだろ?」
    「それってつまり」
    「部下とマッチングして気まずくなりたくない」
    「あー…」
    「だから俺、詰んでんだよね」
    「キメ顔で何言ってんの」
    「俺まだ20代なのに、こんなに強くて色男なのに。単純にこの才能を生かさないのは勿体なくない?」
    「あのさ、そういうことあんま自分で言わねえ方がいいと思うぞ。兄貴がモテない理由はそういうところなんじゃないか」
    「そんな真っ直ぐな瞳で俺を見るな…」
    「てか言っとくけど俺、紹介できる人なんていないよ?」
    「安心しろ。お前には何も期待してない」
    「なんだその言われよう。なんで鼻で笑われてんだ俺。モテない兄貴になんで上から目線で物言われんだ」
    「俺はモテる」
    「現実を見ろよ」
    「お前も彼女いないだろ」
    「うぐっ」
    「誰も幸せになれないね」
    「誰のせいだと思ってんだよ。兄貴のクソくだんねえ愚痴をひたすら聞かされる俺の身にもなれよ…かわいそうだろうが」
    「弟にそんなこと面と向かってハッキリ言われる俺の方が可哀想だよ」
    「え、つーかなに。まさかこの話って、俺をこの謎ワンルームに呼び出したこととは繋がらないよな?」
    「繋がらないわけないだろ」
    「うわー!今すぐ帰る!!」
    「どうして?もっとゆっくりしていけよ」
    「ひょわ!?」
    「あぁごめん、怖がらせちゃった?」
    「うお!?近寄んな!肩を抱くな、腰触んな!」
    「そんな警戒しないで。大丈夫、ヘンなことは何にもしないから、安心して」
    「ねえ本気でやめて!その妙に色っぽい声で囁くのやめて!」
    「わかるわかる。なんか二人きりになると妙に意識しちゃうよな」
    「しねえよ!何ムーブなのそれ!きもいって!」
    「ウブなとこも可愛いね」
    「うるせーなんだコイツ!!まさか俺で妥協し始めてんじゃねえよな!?」
    「妥協?何言ってんの、本気だよ」
    「お前が何言ってんだよ!なにがどうすりゃそうなんだよ!思考回路バクってんじゃないの?!」
    「そう自分を卑下するんじゃない、君は素敵さ」
    「バカぁ!?なんで俺が兄貴と釣り合ってない空気になってんだよ、ふざけんな!俺と兄貴ならゼッテェ俺に天秤ド傾くわ?!主に常識的な男としての価値がな!!あと君ってのもやめろ!!きもい!」
    「へえー?怒った顔も可愛いじゃん」
    「軽率に口説くなッ!!ラブコメすんな!!」
    「照れてる?おもしろい女…」
    「俺は女じゃねえ〜〜!あとそれ何か使い方のニュアンスちげぇ〜〜」
    「ごめんごめん。ちょっと調子に乗りすぎた」
    「はぁ。ほんとだよ、どうかしてるって。そんな切羽詰ってんならもういっそ部下に手出せよ…そっちのほうが幾分かマシだから」
    「バカを言え。俺たちがこうして巡り会えたのは運命なんだぞ?そんな簡単に他所へなんて行けるもんか」
    「知るか頼むから他を当たってくれ」
    「酷いな。俺、こんな見た目だけど浮気だけはしないのに。もしかして不安にさせちゃった?」
    「なぁ今お前には一体何が見えてんの?この部屋に良守いる?目の前にいるのはお前の弟だってちゃんと認識できてる?
    「あれ、お前そういえば実家暮らしだったよな。大丈夫?今日なんて言ってきたの」
    「あ?普通に兄貴んとこ行くって言ってきたけど」
    「えっ、なんか照れるな…」
    「照れんな意味不明」
    「だって俺のこと、そんなふうに思ってくれてたなんて…」
    「ただの事実だから。戸籍上そうなんだから」
    「そうは言ってもやっぱり心配だな。俺はほら、兄貴みたいなもんだからいいけど」
    「実際兄貴なんだよテメェは紛うことなき兄貴」
    「ほら、俺たちの間では心配なくても世間的には男の家に一人で遊びに行くってのはさ。なんていうか、相手が悪かったら良守みたいな可愛い子…ひどい目にあっちゃうかもしれないし」
    「きも…てか、うわ〜コイツ俺のことちゃんと良守として認識してんだ。その事実が一番キちぃ…」
    「なんていうか、お前あんま危機感ないとこあるだろ?だからほんと心配なんだよね。あっ、これはもちろん兄心としてだけど…」
    「ワンチャン狙ってる???なんなの、なんでこんな完璧なキモ彼氏面できんの。マジでキツイって主演男優賞取れるって頭イカレテル部門で」
    「ねえお腹空かない?」
    「唐突すぎる。なんとか流れ変えようとしてんな」
    「出前でも取ろうか。奢るよ」
    「俺のお話しは聞こえてないのかな」
    「…なぁ、さっきからどうした?」
    「お前がな」
    「もしかして、なんか機嫌悪い?まさかまた……喧嘩したのか?もういい加減長いもんな、付き合って何年になるんだっけ」
    「あっ俺、恋人いる設定なんだ…?エッそれでこんな彼氏面してたの?こわ」
    「話し聞こうか」
    「で、出たー。話し聞こうか、メンヘラならコレでイチコロのセリフ」
    「それは偏見が過ぎるだろ…」
    「つーかなに?お兄ちゃんポジで近づいて、俺が恋人と上手くいかなくなってるところを優しくして、虎視眈々と寝とろうとしてんだ?それでそのまま恋人と別れちゃえばいいって思ってるんだ?でも俺がその気になったらスグに捨てるんでしょ。どうせ数あるストックの1人でしかないんだもんね」
    「そんなことないよ、どうしたの、落ち着いて」
    「あーあ。でも全部俺が悪いんだもんね、兄貴をこんなふうにしちゃったのは俺だもん。それで兄貴は犯罪者予備軍、唆した俺も一緒に逮捕されちゃえばいいんだ。はい、もろとも地獄行きです。すみませんでした。これで満足?」
    「すごいね。ヒステリックでも可愛いよ」
    「可愛いって言っときゃなんでも許されてきた人生なの?」
    「ごめん、怒らせるつもりはなかった。なに?俺がアイツこと悪く言ったから怒ってんの?」
    「あー、やや存在しない記憶植え付けてくんのやめろ。すぐ俺を凌駕してくんなお前」
    「わかってるよ、そりゃ確かにお前のツレは優しくて良い奴だ。俺だってアイツのことは良い部下だと思ってるし」
    「部下ァ!?」
    「ほんと頼れる存在だよな。だから良守がいいなら、良守が幸せになれるなら…って俺は身を引いたのに」
    「おいおい待て、俺はお前の部下と付き合ってんの?なんで時音じゃねえのフザケンナ?」
    「お前が時音ちゃんと付き合うなんて10年早い」
    「急に素に戻るなクソ兄貴」
    「だからつまり、その。何が言いたいかって、俺はお前の…そんな辛そうな顔はもう見たくないんだよ」
    「だったら今すぐこの茶番劇を終わらせてくれません?」
    「なあ。俺じゃダメか」
    「逆に聞くけどお前はアリなの?」
    「はぁ。お前ほんと鈍感で困る…」
    「うわキモ。お前すげぇよ、なんでそんなポンポン嘘が出てくんの?マジで詐欺師とか向いてるんじゃない?」
    「俺のことなんだと思ってるの」
    「ごめん、言いすぎたかも」
    「いいよ。怒ってないから」
    「怒ってんじゃん」
    「怒ってない。もうこの話は終わり」
    「おい勝手に終わらせんなよ」
    「じゃあキスして」
    「ブッフォ!!」
    「それで許してあげる」
    「ギャハハハ」
    「笑うなんて酷い男…まるで悪魔の生まれ変わり」
    「いや、なに?!笑うだろ!なんで急に彼女側でギア切ってきたんだよ!キスして…じゃねえ!どこの乙女だお前!」
    「すごい腹抱えて笑ってんな」
    「はぁーやっば。一周まわって面白くなってきた。なんなの、兄貴って実はスッゲーバカだったりする?くっ!思い出しただけでマジやばいって!笑うッ」
    「どんな理由であれ、俺はお前の笑顔が見れて嬉しいよ」
    「グハハハ!今なら何言われても笑える!!」
    「そう?じゃあ俺、けっこう本気なんだよね」
    「なにが?」
    「良守のこと」
    「ぐふっ。ありがとう」
    「ほんとに好きだよ」
    「んふふ」
    「…信じてないだろ」
    「信じてやんねーよバァカ。こんな変なごっこ遊びに付き合わせやがって」
    「やっぱダメ?」
    「全然だめだめ」
    「なーんか可愛いのがムカつく…」
    「痛ッ!つねんな!」
    「ほら、そうやって可愛い子ぶる。上目遣いでニコニコしてたら何でも許されると思ってんなよ。世の中そんな甘くないぞ」
    「はぁ?別に思ってねえし」
    「そう。甘いのは、お前の兄貴だけ」
    「あぁ?」
    「よし、飯食うか。もう遅いし泊まってくだろ?」
    「(切り替えやがった…)兄貴がオムライス作ってくれるなら泊まってく」
    「俺が、オムライス???」
    「え?なに、兄貴料理できないの?」
    「何言ってんだ、俺は村1番の料理人である父さんの息子だぞ」
    「村じゃねえし。てかまじ?兄貴ってなんでも出来るんだと思ってた」
    「…舐めるのも大概にしろ。俺にはコレがある」
    「スマホで出前頼んだら滅すから」
    「くっ、クパッドに決まってるだろ…!」
    「嘘つきも滅す」
    「ざ、材料くらいなら頼んでいいよな?」
    「いいぜ。でも材料以外買ったら嫌いになる」
    「お前もしかしてあれか。意外と尻に敷きたいタイプか」
    「は?俺は根っからのやんちゃショタだぞ」
    「あっ、すごく…可愛い」
    「うるせーいいから早くオムライス作って!」
    「うわぁ…」
    「お前に引かれたくないんだけど。散々彼氏面してたくせになんなの」
    「違う。引いたんじゃない、喜びを噛み締めてたんだ」
    「ほんと減らず口だなー。早くいい人見つけて、その口車でだまくらかせば?」
    「アドバイスありがとう。今すぐ結婚してくれ」
    「無理」
    「あぁ、そうだったな。お前まだ結婚できない歳だった」
    「そうじゃねえって」
    「大丈夫、適齢期まで待つよ」
    「待っても無理だから」
    「うん……俺だって頭ではちゃんと分かってる、何年待ったって日本じゃ男同士はまだ結婚できないってこと」
    「いやそういう話じゃないんだわ。俺たちずっと家族なんだわ」
    「そう、だよな。俺が馬鹿だった。結婚なんてカタチに拘らなくてもその心さえあれば、良守の言う通り俺たちは家族だ」
    「なんっにも伝わってねえな。コイツ俺たち血繋がってること忘れてんのか」
    「え?婚姻の契りを果たしたい?はは、父さん今晩は赤飯かな」
    「……もうさ、マジでその才能もっと他のとこで活かせよ。それで早くいい人を捕まえてくれ。ちょっとは気になってる人とか居ないの?」
    「目の前にいるんだけど」
    「……頼むから変な宗教だけは作んないでね」
    「うーん。良守教、ありだな」
    「ナシだわ!いい加減にしろ!」
    「は?お前こそ、いい加減に俺で妥協しろ」
    「するかァ!!!」

    そしてこのあと正守はめちゃくちゃなオムライスを作って良守に爆笑された。何故か良守からの好感度が20上がった。



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    ジュン

    MEMO片思い良すぎかよムーブやばち独りごつ
    これは正良かと言われたらわかんないけど一個思いついたのが、良が妖に時ねへの恋心を奪われてしまうのを正が取り返しに行く話読みたい。
    恋心奪われたのに良はそれに気づかなくて普段通りお勤めをして学校に行く日常を過ごしていて、時ねはちょっとだけ普段と何かが違うような違和感を感じるけど(元々良の想いを知らないから)それが何か気づかない。
    というのも良は時ねに対して恋愛感情が無くても大切に思う気持ちが変わらないから。周囲が良の心が欠けていることに本人含め気づかない。
    で、偶然実家に帰ってきた兄貴がいつも通り時との事をからかったら良が照れたり怒ったりしないことに違和感を覚える。
    その違和感を確信に変えるためにその晩、お勤めに正もついて行ってわざと時ねに思わせぶりな態度をとったりしてカマをかけてみる。普段の良なら絶対にあいだに割って入って怒ったり拗ねたりするはずなのに呆れたり赤くなるけど「兄貴もしかして、ときね好きなの?!」みたいな顔してるから正は良が時を好きだった気持ちがまるっと無くなってると気づく。良おまえ最近なんかあった?例えば厄介な敵と対峙したとか…って話を聞き出して妖に奪われたのだと確信。 でも助けてやる義理ないし、本人気づいてないし。あんなに好きだったのにこんな簡単に手放せるもん?とかモヤモヤ思ったりして。
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    ジュン

    REHABILI思いつくままとりあえず書き連ねていく正良のクリスマスってやつをよぉ。
    甘い上にこれさいごまで出来てないからよぉ。本当にごめんなさい。でも正良のクリスマスほしい。サンタさん来ない。泣いた。
    そのうち完成する、わからん。めっちゃねむい。明日も休ませろ。明日から冬休みになれ。越前青学の柱になれ。なんとか、なれー。
    寒波到来、この辺りにも雪が降り始めている。今晩は室内にいても凍えるほど寒い。だが一人暮らしの良守は節約するためなるべく暖房器具を使用したくなかった。親の仕送りを無駄遣いしたくないからだ。もちろん自身でもアルバイトをしているのでその金を宛てがうこともできる。でも今月はダメだ。12月24日、兄の正守がこの家に来る。理由は聞いてない。でもわざわざクリスマスイブに約束を取り付けてきたんだから、それってつまりそういうことだろう。良守は正守を愛している。正守も良守を…恐らく愛してる。断言はできない。イマイチ掴みどころのない男だから。しかし、一人暮らしを始めてから正守は何かと良守を気にかけるようになった。実家で暮らしていたときは年単位で会うことがなかったのに、今や月一程度には顔を見せあっている。何がどうしてこうなった?初めこそ困惑したが、正守と過ごす時間は存外楽しいものだった。突然ピザを一緒に食べようと言って家にきたり、成人したときには酒を持ってきて朝まで酒盛りをした。思い返せば正守は唐突に連絡を寄越してやってくる。そうして毎回良守を振り回しては満足そうに笑っていた。だけど良守が嫌がるようなことはしない。むしろ今までやれなかったけれど、やってみたかったことを叶えてくれているような気さえした。それは良守の思い上がりかもしれないが、しかし良守の中で正守は完璧でいけ好かない兄ではなくなっている。というか正守は全然完璧なんかじゃなかった。酒が好きなくせにすぐ酔って眠ってしまうし、ケーキは盗み食いするし、課題をして構わないと拗ねる。この部屋にいるときの正守はまるで子供みたいで、だから説教好きでジジくさい兄のイメージは簡単に崩れた。いつの間にかいけ好かないと思っていた兄との関係は、気の知れた良き友のようなものへと変わっていった。実家ではないからだろうか。二人きりで過ごしていくうちお互いに妙な意地を張るのをやめた。そのうち不思議と2人を取り巻く据たちの角は丸くなり、隣にいる時間がなにより愛おしく思えて…何気なく無言で見つめあったときキスをしてしまった。
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