🍼ボーイパロ「うちのおかんがね、最近ハマった推しカプがあるらしいんやけど」
「そうなんや。」
「その名前を忘れたらしいねん。」
「推しカプの名前忘れてまうってどうなってんねん。」
「でもまあいろいろ聞くんやけどな、全然わからへんねん。」
「そうなん?ほんだら俺がね、おかんの好きな推しカプ一緒に考えてあげるから、どんな特徴言うてたかとか教えてみてよ。」
「あー魔王城に囚われの姫と魔王を昔からお世話してきた腹心かつ幹部のやつやって言うてた。」
「おー…ってそれあくスヤやないかい、その特徴は完全にあくスヤやがな。すぐわかったよこんなもん。」
「いや俺もあくスヤと思ってんけどな、おかんが言うには両思いで毎晩イチャイチャしてるっていうねんな。」
「あーほなあくスヤと違うかぁ、あくスヤはまだあくましゅうどうしの片想い暴走をしてるだけやもんね」
「そやねん」
「あくましゅうどうしの顔芸がまたミソなんよなあれ」
「そやねんな」
「あくスヤってそういうもんやから。ほな、あくスヤちゃうがなそれ。もうちょっと詳しく教えてくれる?」
「なんでも攻めの老眼鏡を買いに推しカプ2人で城下町に行ったらしい、しかもその詳細を単行本のおまけで語られたんよ」
「あくスヤやないかい、234夜でいきなり爆弾落とされたやつやろあれ。んでそのあと19巻のおまけページでファンの要望でまさかの詳細が語られたやつやろ!俺も熊之股先生にリプライしたんやからな、間違いなくそれはあくスヤや」
「分からんねんでも」
「何が分からへんのこれで」
「俺もあくスヤやと思うてんけどな、おかんが言うには推しカプは毎朝ハグをするところから始まってお互い“かわいい”って言い合うんよ」
「ほな、あくスヤちゃうやないかい!あくましゅうどうし絶対姫のことハグなんか出来ないしそもそも“かわいい”すら言えてないやろ!281夜でピピーンときたんやからな!」
「そやねんそやねん」
「な?姫を“推し”と思わないとかわいいすら言えないんやであくましゅうどうしは。」
「そやねんな」
「そういう男やねんなあくましゅうどうしは。ほなあくスヤとちゃうな。他にはなんか言ってなかった?」
「おかんが言うには攻めの部屋に穴開けて攻めの部屋に毎日攻めの寝ている時に侵入してる言うんよ」
「あくスヤやないかい。健康ミルク回でファンが衝撃受けた回やろ、あそこのあくましゅうどうしの赤面は見どころやからな。あくスヤやわそんなもん。」
「分からへんねんだから」
「なんで分からへんのこれで」
「おかんが言うには、毎晩一緒に寝ていて最近婚約関係になってもうすぐ結婚式が行われるらしいんよ」
「ほなあくスヤちゃうやないかい、絶対一緒に寝たことあるやろと思うけど公式はまだ言われてないからな」
「せやねん」
「それにあくスヤそもそも婚約どころか告白すら至ってないしな」
「そやねんな」
「ほな、あくスヤちゃうなあ。ほなもうちょっとなんかゆうてなかった?」
「受けが小さくなって攻めの体を弄った結果全身を使って攻めの耳を枕にして寝たらしいねん」
「あくスヤやないかい、それができるのは間違いなくあくスヤなんよ。263夜で突然エロ同人みたいなネタを原作からお出しされたからファンもどうして良いかわからんくなったやつやん」
「そうやねん」
「しかも“気に入った寝床で寝ているんだろうな”からのあくましゅうどうしの耳で寝てる姫ってもうそういうことなんよ、あくスヤで決まりやそんなん」
「でも分からへんねん」
「分からへんことはない、おかんの推しカプはあくスヤや!!」
「でもおかんが言うにはあくスヤやないって言うねん」
「ほなあくスヤちゃうやないかい」
「おー」
「おかんがあくスヤでないというんやからあくスヤちゃうがな」
「そやねん」
「先言えよ、俺があくスヤ語ってた時どう思っててんお前」
「申し訳ないよだから」
「ほんまにわからへんがな」
「んでおとんが言うにはな」
「おとん?」
「タソガレくんとあくましゅうどうしちゃうか?って言うねん」
「いや絶対ちゃうやろ」