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    yu_syosestu

    @yu_syosestu

    だいたいㇼ-バルの絵とか描いてる。Twitterでの拡散はしないでいただきますよう、こっそりお楽しみください。カプ絵は「R」表記の後ろに「キャラ名の頭文字」で表しています。

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    yu_syosestu

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    リバミファ。ポッキーの日にちなんでかわいい系のはなし。

    横だっこ。☆ミファーside

    「ねえ、足くじいたでしょ」
    いつもは優しげな声が怒気を孕んでいる。

    ああ、振り向きたくない。

    そう思っていてもがしりと尾羽を捕まれてしまう。

    「っ!あーいだだっ!」
    「ほら、きこえないふりしないの」

    しまった、着地のときにくじいたのがばれたか。
    リトは嘴や爪も武器として使うが、タイミング悪くて捻挫したのである。

    とはいえ、大半歩くことが多いから足のケガはまずいのは百も承知だ。救護所へ行く途中だったが、ミファーには知られたくなかった。なぜなら。

    「まったく、また無茶したんでしょ」
    そういうとミファーは軽々と足払いをかけ、僕を横抱きにしてしまった。
    「や、やめてくれよ。救護所に行く途中だったんだ」
    そういってもミファーはふん、といってズンズン歩いていく。

    「場所が場所なんだから、下手に歩かないほうがいいよ」
    僕より小柄な彼女の横顔はキッとしていた。
    いつもの柔和さは消え、救護する者の顔である。

    「まったく、弟扱いしないでくれよ」
    「あら、シドはこういう無茶はしないけどね」
    そういうと水流を地から呼び出し、流れに乗って勢いよく滑り始めた。水を得たゾーラはとかく速い。

    リトの大将の悲鳴が長く響いていった。

    ★リーバルside

    闘いが終わり、引き上げてくるときだった。救護活動を終えたあと、目の前がふと暗くなった。

    「おっと! 」
    地面に激突する前に翼に抱き止められる。
    「やだ、ぼーっとしてた」
    思わず顔を覆う。気を付けていたはずなのに、うっかりしたところを見せてしまった。

    リーバルはあきれた顔をする。
    「まったく、君は無茶しすぎ」
    そういってためらいながらもリーバルは横抱きにした。突然のことに思わず胸板を押す。

    「いいよ、水を出せばすぐに」
    行けるから、といってもリーバルはどこ吹く風だ。
    「水を呼び出すのだって体力使うんだろう?おとなしく抱っこされておきなよ」
    ほらほら、暴れない、といわれてしまう。

    なんとなく恥ずかしくて逃れたかったが、大人しく腕に収まった。肌に触れる羽毛の感触がひんやりしていて気持ちいい。
    胸元に頭を預けているうちに意識が切れた。

    「あれ!寝ちゃったのかい」
    リーバルが驚くも、やれやれといってゾーラの控えへと歩いていった。


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