新全方位カプで真ん中組新亀全方位関係持ち(なんて書けばええんや…)
「あれ、珍しいね」
ソファの背もたれから見えるのは、右足の膝から下。
個体の特徴である色味と、筋の筋が見え誰かの特定は容易だった。
実際予想通り、寝転んでいたラファエロは、ドナテロの言葉に気だるげに身体を起こす。
「……別に、今日はケイシーが用事あるって言ってたから家にいただけだわ」
そう言い訳をしつつもどことなく動きが鈍い。
ラファエロがそんな状態なのはいつも特定の夜のこと。
うっすらと残った首筋の痕を眺めながら、ソファの後ろから背もたれに腰かける。
「なるほど、ラフを家に居させたいなら抱き潰しちゃえばいいってことか。流石、レオ頭良いね」
言い当てられたせいで恨めしげに見上げてくるが、何も怖くない。
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