【ヴァロワーナ王国】
地名(モンゴル参考
国土の半分以上を丘陵地帯や大草原が占め、北方と南方に山岳地帯を持つ。農業をやるにも良し、放牧するにも良し。大地の豊かな恵みを享受する国。
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【北方キャフタ猟区】
フォーベル伯爵家の領土。
ヴァロワーナ最北に広がる大草原と、万年雪を頂く大山脈が望める。国内有数の農業地帯で、夏期は貴族御用達の狩猟地区としても開放される。
→フォーゲル・マタリワ(長男、死亡済み
◾︎ノーデン基地
フォーベル伯爵家の三代目、ノーデン=エル・フォーベルが築いた難攻不落の中規模要塞。激戦地の一つ。三百メートル程の切り立った崖の上に作られた要塞は、本来ヴェリラゲーラを警戒するためのものだった。今では北方戦線の中心拠点兼司令塔として利用されている。
◾︎ヴェリラゲーラ
大型マフィア。通称ヴェリ。プライドと呼ばれるシノギ的傘下組織や、ストリートギャングを幾つも支配し、キャフタ猟区郊外の実質的な支配者として君臨している。王都、他都市にも深く根を張っており、裏社会の主人として名を馳せる。食い破りにより壊滅した。
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【南方ザドガド楼区】
スルブ公爵家の領土。
丘陵地帯が広く占める自然豊かな地方。水仙の群生地として有名、観光地としても人気。緩やかな丘を利用したぶどう栽培が盛んで、古くからのワイナリーが今も残るワインの名産地。羊も多い。
→スルブ・イングランデフ公爵(爺
→スルブ・ドライヴ(次男、死亡済み
◾︎祖国の縁
南方の国境近くに広がる丘陵地帯。低木が疎らに育ち、流れの緩やかな川が流れ、水仙をはじめとした花々が咲き誇る。国境を越えた先には緩衝地帯が広がり、その先には大山脈、そしてランター帝国が鎮座する。
◾︎シャル基地
祖国の縁の基地。塀などは特になく、野営テントが適当に設置されている。基本的には食い破り小隊の縄張りだが、他の小隊もいる。すぐ外には緩衝地帯や紛争地帯が広がり、基地の後方には王都郊外の農村が見える。名前の通り“祖国の縁”にあたる南端最終防衛線。
→ミシュヤ指揮官
◾︎食い破り小隊
火力特化の特攻部隊。狂人が率いる獣の群れとして疎外され、良くない噂が多い。火力だけは確か。
・ハイン
・大長男リーディ(副官
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【西部ツェツェルレグ渓区】
モナルヒ家の領土だった。現在は王家の直轄領になっている。戦火から最も遠い地区。王都バートルとヴァロワーナ王国軍本部が置かれている。
◾︎王都バートル
治世宮殿を中心に栄えるヴァロワーナの王都。平地に現れる石の都。石材に恵まれた都市。建築物も街並みもずっと昔から変わらない。
◾︎チュルート要塞
バートルにある元監獄の軍事要塞。めちゃ堅牢。ヴァロワーナ王国軍本部が置かれている。国防における中枢施設だが、チュルートに属する部隊自体はまだ戦線へ出ておらず、後方支援を担当中。
◾︎便利屋部隊
雑務処理、火力支援、代理観測手から物資輸送まで何でも行う部隊。隊員全員平均して器用であり、戦闘を好まず、生存に長ける。
・カザグルマ
・ドロワ副官
・ジェシカ(情報
・キルシュ(工作
・エルダー(寡黙
・フルナ(医療