日々の擦過傷 ー序ー■ピョンさんとこのサンウクちん
本読んでる先生の背中にのしかかるサンウクちん、顎を肩に乗せて後頭部を先生にすり付けてる。
「…なに、重いですよサンウクさん」
「べーつになんでもねぇ」
「なんでもありますよ、重い」
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タバコはポイ捨てとかしてたけど、いけませんって先生に叱られて、吸殻入れを買ってもらってからは、ポイ捨て見つけたら拾ってそこに仕舞うようにさえなったサンウクちん。
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サンウクちんの歯ブラシはすぐボサボサになる。
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退屈してソファに寝転んで、サイドテーブルにあったジェホンの眼鏡のレンズに指紋べたべたつけて遊んでて怒られるサンウクちん。
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ふたりの荷物が増えてきたので、大型の収納ボックスを買いに来たふたり。
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