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    kiwako

    @m_inthefrasco

    20↑ 腐
    雑多に、愛する作品の絵や漫画をまったり壁打ち
    ⚠️こちらにはネタバレやセンシティブを主にUPします

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    kiwako

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    T9 3章ネタバレ感想(長文)。常に更新し続けてます。まだちゃんと見返せないし途中情緒死んでるので間違ってるところや何言ってんだコイツってなるところもあるかと思いますが、ご容赦くださいませ。

    本当に人の心がない。
    咀嚼どころかのどに詰まって死にそう。

    アニメの展開は何だったの?
    王道の少年漫画的な話目指したって言ってなかったっけ?アニメだけ?どういう気持ちで3章直前にあのキャッチボール会話をUPしたの?
    逃げずに向き合った結果がこれ?

    ゼロのいう王次郎の願いって何?
    「もう一度お前達と」を汲んで生き返らせるけど「王次郎として死ねる、これでいい」を都合よく貼り付けて「本来の王次郎としての自分を取り戻せたこと、その苦悩と覚悟と大切な思い出」をごっそり丸ごと抜いてQの部分だけ器に入れてお返ししてくるの、マジでよくそんな展開思いつくなってなる。ゼロが故意じゃなくても運営は故意だから…そこに何かしらの伏線とか意図とかあるのだろうけど、オタクの心は死んだよ…。
    鳳家モブの「背負った罪を消せないのであれば、いっそこの命とともに…」も掛かってくるのだろう。実際、「鳳王次郎」として生き続けることはあまりにも辛い。それでも向き合って、かつての国王として民を救えて、変わったことを理解して応援してくれる人も少し現れて(配信中モブの「王次郎…あなた、変わったのね」が地味に好き)、復讐も甘んじて受け入れて、「隕石」も破壊して、「鳳王次郎」としてやりきった部分もあるのかもしれない。もう死ぬことは避けられないから、自分を納得させる意味での「これでいい」だったのかもしれない。
    自由になりたいという気持ちも、トラッシュのみんなの所に、カズキの所に、帰りたい、また会いたい、一緒に戦いたい、っていうのも本音だと思う。

    でもさ…でもさ……

    これじゃあんまりじゃないか。
    どれだけカズキを苦しめれば気が済むのだろう。

    小さい頃から王次郎を救うためだけに生きて、頑張って、耐えて、耐えて耐えて、王次郎に腕を壊されても尚、ただ王次郎を取り戻すためだけに、他人を利用しても、非難するような目を向けられても、命懸けで取り戻して。重すぎる罪を抱える王次郎を支えながら、カズキ自身も王次郎を精神的支えにしながら、二人で一緒に過ごせる、一緒に戦えるささやかな幸せをかみしめていたのに。

    QがQとしてどこまでの記憶を持っているのかは分からない。その後の市之助とカズキの雑談で、Qとしてもカズキを特別に想っていることは示唆されたけど、それでも王次郎という土台なしに、カズキとの本当に大切な家族としての絆や思い出や約束はあり得ないし、どうしたって二人の想いの間に溝はできる。

    Q自身も違和感は感じているけど、何も覚えていないからその重大さも本当には分からない。ただ、周りを困惑させないよう、カズキが言えない何かを抱えていることも勘づいているのか、気遣うように心配いらない、という。それがさらにカズキを追い詰めるとも思わずに。カズキからしたら、王次郎がこうなった責任が自分にもあると思ってるだろうからその相手に気遣われる辛さもある、でも何も言えない苦しみもある、王次郎でない王次郎を目の当たりにしたショックもある、相手がゼロだけにただの記憶喪失と違ってもう戻せないのではという絶望感もある。

    洗いざらい話したところで、自分が一瞬ほんの少しだけ軽くなる代わりに、全員に同じ苦しみを与えることになる。特に、Q自身、秋葉兄妹、曜は強いショックを受けるだろう。それに迂闊に伝えると全体にどういう影響が出るのか分からない。カズキ自身としてもトラッシュのリーダーとしても、そんな選択はできない。だから、結局全てを飲み込むしかなかったんじゃないだろうか。最後の絞り出すような「Q」が本当にしんどい…。カズキが「王次郎」を諦めるとは思わないけど、チェインセリフが消えたことも相まって、一旦「王次郎」を封印したのではないかと…目の前の人間を「Q」として扱う、その意思の表れのような気がする。3章トレーラーのカズキが3章後かもしれないと思ってしまって辛い。

    カズキの悲痛な叫びが、最後の呻き声が頭から離れない。ゼロに対する憎しみ、不甲斐ない自分への怒り、悲しみ、後悔、絶望、涙、言葉にならない感情全てを絞り出すような、あるいは押し殺すような声だった。命がけで24シティに乗り込むときも、それ以外も、基本的にいつも一緒に居た。こんな世界で、何かあった時いつでも側に居られるように?それなのに、肝心な時に独りで戦わせてしまった。独りで逝かせてしまった。私ですら、こんなにしんどい気持ちになるのだからカズキは…カズキは……

    そもそも今Qの記憶ってどういう状態なんだろう。2年前からしかなかったらさすがに自分でもおかしいと思うだろう。捏造された記憶でも入っているのか、そのことは自動的に考えないようになっているのか。小さい頃の記憶があったら、それは「王次郎」と結びつかなければおかしい。カズキのことも、養成所のことも、後継者のことも。雑談NINE、今の所は昔の話とかも出てくるみたいだけど、3章クリア前と後で変えていない可能性もあるから(チェインは変わったけど…)4章に入って消えるかどうかが気になるところ…。ただ、NINEで秋葉兄妹の紹介があった時、才蔵も居たから3章後に来るものなんだと思うけど、この時のQは王次郎を分かってそうに見えた。それとも、秋葉兄妹がどうせ「王次郎様」って呼ぶだろうから、カズキが、彼らが王次郎と呼ぶ理由を何かしら創作してQに教えた…とか?もしかしたら、雑談って本編匂わせはあるけど、本編と切り離して考えた方がいいのかもしれない…?

    ツキや彗だって一度死んでるし、描かれないだけでもしかしたら全員一度は死んでる可能性もある。Ver1.0リリーストレーラーで、曜くん以外全員倒れているシーンもある。死にゲーだからという以上の意味がありそう(そしてここでもカズキとQは一緒)。ゼロも「何度も体験している」と言っていた。プレイ中の戦闘がストーリーにもかかわっている可能性も指摘されている。そもそもこの世界の中で「死」というものがどういう意味合いを持って描かれているのかわからない。VRみたいなものかなとか、BAROQUE的なクローンやアバター説とか、色々思ったこともあるけど、それも分からないし、判明するとしても終盤だろう。今の所「変わっていない」と認識されているツキだって、本当はどうなのか分からない。結構そこキーになりそう…

    雑談で「大切な記憶をなくす」占い結果みたいな話があったけど、もし、今後全員から記憶が抜けていくとしたらと考えてゾッとした。みんな生きてはいる(あるいは、死んでも生き返らされる)けど、大切な記憶がなくなっていく…とか。ジオウがミウのことを忘れるって言われたという話、3章の示唆なのか、そういうことが今後起こるのか…
    いやでもそれ、どうやってゼロと戦うんだよ…誰かが全員の記憶を取り戻さないと、団結なんてできないし、バラバラでゼロに勝てるわけがない。根幹が抜け落ちた状態で、仲間とは認識できてもお互いに命を預けて全力の奥の最後の力を振り絞るなんてことはできない。全滅バッドエンドのはずはないので(ない…よね…?)もしかしたら…失われたものはいつか…

    まだ甘いかな。今後も希望はへし折られていくのだろう…知ってる…希望を見せて叩き落とすのが好きな原案者だって…。最後まで耐えられるかな…

    失われた記憶が戻せるものなのかもわからないし、「死んだ」という事実が今後関係してこないはずもないと思うし、でも次の章で何か進展があるとも思えない(もっと酷い状況になる可能性もある)上に三か月後。それまでにイベントストーリーもあるはずだけどどうなるの…?4章はもっとヤバくなりそうなんだけど…もう予想とか全く当たらないの分かってるのでアレだけど、どれだけ避けようとしても、これからも王次郎の名は出てくるのではないかと思う。神木っぽいナンバーズもいることだし…もしかして、次の主役はカズキだったりする…?ワンチャン、カズキのピンチに覚醒したりとか…

    やめよう、希望を抱くから絶望することに(ロンパ節)

    二人がどうなるのか見届けたい。
    でもこれ以上何が起こるのか怖くて仕方ない。

    ロンパみたいに、最後にすべてがひっくり返る展開があったとして、それっていつ?となる。長く続いてほしいのに、早く結末を知りたいとも思う。しかも、ひっくり返った結果がハッピーエンドとは限らないのが…いや、ハッピーエンドじゃないと許さない…アニメであれだけ丁寧に二人の絆を描いておいて、3章で全部ぶち壊しておいて(エモいと分かってるからこそそういうことするんだよね…?)、実はバッドエンドでしたとか、そんなの、許せるはずがない…痛めつけられるだけ痛めつけられて、そのまま終わるなんて、そんなの現実だけで充分だ。

    もし再起のきっかけが良い方向であるとしたら、ハルとタイガか有栖川姐さんか、それとも小石か。ミナトならカズキ側、小石ならQ側の話になりそう。なって。

    たとえ王次郎としての記憶をすべてなくしても、Qにとってカズキが誰よりも大切な人であることには変わりなさそうなのと、割り切れるわけないし辛さは抱えてるとも思うけど、今のQを避けることなく「Q」として向き合おうとしてるのかなと思えるカズキの姿勢が見えて、そこだけはちょっと救い…


    /////


    本題外れるけどちょっと気になったところ。

    3章序盤で王次郎が秋葉兄妹は「長年仕えてくれた」って言ってたのがずっと気になってる。

    長年って私の感覚だと10年単位なんだけど、後継者になってから今まで長くても2年と数か月では…?(カズキの腕折ってからカズキがアニメ登場するまでが「数週間」、そこから12話まで1年も経ってると思えないので)もしかすると裏設定で、ある程度人数が絞れた時点で一人ずつ世話役兼監視みたいなのつけてたりした?その頃になると知恵もつくし、逃げられないように、余計なことしないように、身の回りのお世話をするという名目で監視を…。秋葉兄妹は王次郎に心酔してるけど。でも、もしそうだとしたら、カズキにも居たはずだけど、どうなんだろう。王次郎が勝つまで、カズキが最有力候補だったわけだし。謎…。

    「長年(後継者になってから)」が一番(年数以外)矛盾ないけど、数か月を長年…???


    /////


    ここからは、ただの私事ですが。
    本当に二人が大好きで、描きたいものが尽きなくて、持病や身体の痛みや寝不足を抱えながらも描いてて本当に楽しくて、もっと描きたくて、本も作りたいなーとか、思ったりしてました。苦難の過去を乗り越え、今の幸せを感じる二人の光の物語たちを詰めて。ネタもほぼ練り終わってて、物によってはペン入れの途中まで行ってた。でも、今となってはもう、全て「あの頃は幸せだった」という悲しい物語になってしまった。描きたかったものが、すべて悲しみに塗れてしまった。

    もし、今の状態に少しでも希望を見出そうとして新たなものを描こうとしても、それすら許されない状況になりそうで、本当に怖い。アニメが(大体)丸く収まってたから、論破じゃないから、フラグ立てられても「まさかそんなはず」と思ってた過去の自分の肩掴んで説教したい。

    本気で、日常生活に支障をきたしている。ごはんものどを通らないし、眠れない。私ですらこんななのだからカズキは…!(もうずっとこの感情で泣いてる)

    だから、今さら幸せだった頃の物語を描いても、自分も、見てくださる方の傷もえぐるのでは…と思ってた。そういう方もいらっしゃると思う。でも、リポストコメントや、waveboxのメッセージで「二次創作に癒される」「光の物語が見たい」といただいたので、それが少しでも慰めになるのなら、描きたいと思えてきました。描くことで傷が増えるかと思ったけど、描くためには向き合わなければいけなくて、そこから見えてくるものもあるのか、不思議と気持ちが落ち着いてきました。描くことで昇華される感情もあるのかもしれない…。いつも、(特にシリアスな)漫画を描くときは割と命懸けてますが、懸けてもいいと思える。続けられなくならない程度に頑張る。

    3章後でも少し光を感じる話を思いついたので描きたいと思います。もともと描くつもりだったものも含めて、2本くらいWEB公開して、+数本を詰めて本にしたい…という不確定な予定。でも全部描き切って本に出来る頃には4章ショックでまた沈んでそう!!ホント怖いこのゲーム!!
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