現パロ望二「望月、お前いい加減に保健室に来るのをやめろ」
「え〜、何でですか?二型先生の意地悪〜。」
保健室のベッドの上で足をパタパタさせながら文句を言う男子生徒は望月大雄という。この高校の二年生だ。
こいつは所謂サボり魔で、普通は体調不良者や怪我人が来るべきであるこの保健室に入り浸っていた。
「ここは至って健康な奴が来る場所じゃないぞ」
俺はため息をつきながら言う。すると、望月はまた不満そうな顔をした。
全く、こんなことをしてる暇があったら勉強でもしろよ。こいつ頭悪い訳じゃないんだから。
そう思ってると、望月が突然俺の方を見つめてきた。そして何か言いたげにしている。一体どうしたというのか。
そんなことを考えていると、望月は口を開いた。
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