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    russiA_5910

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    russiA_5910

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    梵天の灰谷竜胆×耳年増オナニー処女灰川蘭♀︎
    の小説です。
    導入で終わった。

    弟とどこか似た雰囲気の反社会的勢力の鬼強ちんぽに本物ちんぽの凄さを教え込まれる話" そういう事 " にずっと興味があった。

    年子の弟とそれなりに真っ当な人生を歩んできたと思う。
    昔から姉弟そろって社交的でアウトドアなタイプでこそなかったけど真面目に学校に通って真面目に勉強して真面目に大学へ進学して、世間一般から見れば至って真っ当で真面目でしっかりした姉弟。そして姉である自分は弟がいるからなおのこと期待をされたし評価もされた。
    それが嬉しくなかったと言えば嘘になる。
    親からも周囲からも持ち上げられ内面以上の期待をされる、真面目でいなきゃ真っ当でいなきゃしっかりした姉でいなきゃ。
    そういう喜びだけでは処理しきれない抑圧的感情が、気づいたら"そういう事"に向き出したのは中学生の頃だったと思う。

    中学生の頃たまたま拾った漫画

    今の時代でこそそこら辺に雑誌やら漫画が転がっていることは減ったけど当時は割と団地の隅だったりゴミ捨て場に読み込まれた少年誌や日焼けして色あせた漫画が転がっていたものだ、当時の自分は文庫本こそ読めど漫画に触れる機会はあまり無かった。弟の竜胆が最近漫画にハマってるらしいことは知っていたからなんとなく、本当に何の気なしにその漫画をぺらりとめくったのだ。

    その時初めて私は「クリトリス」という言葉を知った。
    とんでもない衝撃と同時に襲ってくる背徳感に罪悪感、触れてはいけないと、それ以上知ってはいけないと頭のどこかで酷く痛いほどサイレンが鳴り響いているのに私はその漫画を服の下に握りしめて自分の家へ駆け込み部屋へ転がり込んでいた。

    持ち帰った漫画は手汗でぐっしょりとくたびれていた










    「こんにちはー宅急便ですー」

    判子を押したそのダンボールを抱え駆け足で部屋へ駆け込む。今日は竜胆はオタクサークルの集まりがどうとかで帰ってこないらしいし親もいない、つまり家には私一人だけ。
    少し手馴れた手つきで「化粧品」と書かれたダンボールをばりばりと開けば可愛らしい包装が目に飛び込む、その上に置かれたチラシやら特典を退かして淡いピンク色の包装を手っ取り早くとっぱらえばそこには可愛さとはほど遠い紫色のディルドが出てきた。それなりに太くそれなりに長く、ブツブツとした突起のあるバイブ機能のあるディルド……、でも蘭にはこのディルドが果たして商品説明の通り本当にそれなりに太くそれなりに長いのか正直なところ分からなかった。ただ、ただその分かりやすくえろい単語が並べられた商品説明の文だけはよく覚えている。


    そう、灰川蘭は齢18にして性癖拗らせオナニー処女となってしまったのだ__。
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