疾風と成りて朝6時、私は日課の鍛錬のために、CAGEに備え付けられている道場風の訓練場に来ていた。

神棚に礼を行い雑巾がけを行うと、訓練場の真ん中で正座をして目を閉じる。
視覚からの情報を完全にシャットアウトし、余計な思考を捨てる。
感覚が研ぎ澄まされ、外で鳴く鳥の鳴き声や訓練場に使用されている木材の香りが、鮮明に感じ取れる。

数分、その状態で集中力を練り上げてから私は鍛錬に臨む。

「………………」

道場内では、木刀を振るう音と自分の足運びの音だけが響く。
定めた素振りの回数を終えると、木刀を元の場所に戻し、自分の荷物をまとめていた場所から、刀を手に取る。

技術班のカッコウさんに、作って貰った特別製の武器。
名前は私のコードネームに、因んで付けられた『疾鳥の刀』と言う名前らしい。

【瓦七夕12h/9:00】Mermaid凌晨1:34，在大部分人沉浸在梦乡时，甲斐田晴还亮着一盏台灯。他推开书房的窗户，窗子面向深蓝色的大海，咸腥的海风一阵阵扑面而来，鼻腔中像灌了一捧海水。弦月藤士郎小心翼翼带上卧室房门，避免吵醒玩闹了一整天的小狗。

他们二人来到此处度假，墙壁上的挂钟维持在3:26。他们不知道钟表是什么时候停止了转动，也因此错过了最后一班动车，吃了一肚子冷风。整座度假城镇上只留下了他们两个人，就连售票处的门也已反锁。

他们不得已提着行李回到了度假小屋。

“要去海边走走吗？”弦月藤士郎拍了拍甲斐田晴的肩膀，触及友人愧疚的神色时及时制止他胡思乱想，“反正附近有自动贩卖机和无人超市，不必担心缺乏生活必需品。不觉得现在安静得正好吗？我们现在好像那种生活在与世隔绝的密林中的女巫。”