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    Nasu_nibikun

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    フィガファウ(後天にょた・フィガ♀ファウ♀)
    ⚠️付き合ってます!すべて戯れです
    巻き込まれブラッドリーくん ごめん

    ##フィガファウ

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    recommended works

    ricolicorice

    TRAINING雨の日に熱を出したファウスト
    レノ+ファウのようなお話です

    無自覚に想いあってる二人が好きです
    取り零されない雨粒の温度 季節の変わり目にファウストは体調を崩した。なんてことはない、ただの風邪のようなものだ。
     誰にも知られたくなくて、自分で薬を煎じて飲んだ。幸いにも授業の予定もなかったのでそのまま部屋に引きこもる。一晩寝れば治ると、そう思って床についた。
     
     夜中にはっと目を覚ました。寝台の周りで夢のかけらが淡くちらちらと光っては消えていく。具現化された残滓すら見たくなくてファウストは顔を伏せた。しばらくそうして、大きく息をついてベッドサイドに引き寄せた燭台に火を灯す。発熱のせいかいつもよりいくぶんピントの甘い視界にゆらゆらと炎が映った。
     宴をしていた。アレクと革命軍を立ち上げて、徐々に勢力を伸ばし始めた頃のことだ。まだフィガロに教えを請う前で、人手も魔法の知識も乏しかったから人も魔法使いも分け隔てなくなんだって皆でやっていた。無茶をするアレクに怒って、レノックスが従者として傍らにいて、戦の前は安い酒をみんなで回し飲んで士気を高め、かちどきをあげては歌って踊った。苦しいことも多かった時代だったはずなのに、追憶の中では皆が笑っていた。ファウストもまた。
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    tono_bd

    DOODLEある時から女体化の変身魔法を続けているファウストについて、ヒースクリフ視点で語ってもらいました。
    妊娠・出産の話です。

    ※ある年の大いなる厄災の襲来で犠牲者が出ている旨の表記有り。誰が死んだとかは明記しておりませんが、死ネタを含んでいます。苦手な方はお気を付け下さい。
    ※フィガロのフィの字も出ません。
    ヒースクリフによる独白 暫く前からファウスト先生が女体をとっている。
     普段から体型の出にくいキャソックにマフラーを掛けていたから見た目には大きな違いが無いが、僅かに縮んだ背丈や一回り小さくなった手の平、喉仏が消えて高くなった声は隠せていない。そもそもファウスト先生本人は隠そうとしていないのだと思う。ただいつも通りに振舞っているだけなのだ。ファウスト先生は何もその体の事を説明はしなかったけれど、俺達も無理に聞き出そうとはしなかった。いの一番に問い詰めそうなシノですら、「変身魔法のやり方を教えろ」と講義を希望するだけだった。
     俺達は東の魔法使いだから。突然の変化に驚いたり、騒ぎ立てる事はしない。でも西の魔法使い達だって、ファウスト先生の体の事は誰も核心の部分は触れなかった。変身魔法が得意なムルは面白がって一時期女体で過ごしていたが、それも半月もすれば飽きてしまっていた。
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    t0mic0x0shi

    DONEこのあといつかフィガファウになって欲しい気持ちで書いてます。フィ→ファ風味だけど恋みたいな愛についてはまだ自覚なしみたい感じ
    【フィファ】フィガロ先生にはわからないフィガロ先生にはわからない

     たとえば、とフィガロは思う。
     設えられた大人が三人並んでも十分余裕のあるテーブルの上に広げた文献。己の前に置いたそれの手前に左手で頬杖をつき、その紙面を滑らせた右手の指を、重なってまとめられた紙の淵、それらを守る堅い表紙を飛び越えて、使い込まれた艶と使用者によってつけられたであろう小さな傷をもつテーブルの天板におろした。人差し指と中指を立て、板の上を歩くかのように動かして、隣に座るひとへと近づけてみる。
     そこにいるファウストは、フィガロと同じようにテーブルに広げた文献を、けれどもフィガロとは異なり頬杖をつくこともなく、椅子に座ってもなおぴんと背筋を伸ばしたまま、文献の両脇でページを押さえるために手を添えて、視線をそこに綴られた文字に落としていた。指先を包む白い手袋には汚れひとつみあたらない。手のひらまでを守るその手袋が終われば素肌が見えるが、しかしそれも、すぐに黒く広い袖口の中に隠される。袖口はひろく、天板に置かれた腕の下で綺麗な形でもなく広がっていた。
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