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    いつき

    @kotatupenginsan

    のんびり鯖ぐだ♂漫画

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    いつき

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    以ぐだ♂えろ漫画の後日談
    たんに土佐ぐだ♂わちゃわちゃ仲良しでいてほしいわたしだけが楽しいんでないかいこれってやつ

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    recommended works

    ロビぐだ♂とヘクマンを書きたい

    PROGRESS前々からちまちま画像で投稿してたファンタジーパラレルなロビぐだ♂を改めてまとめて投下します。
    私はででにーとグリム童話が大好きなのでそういう要素が過分に含まれます。よろしくね。
    あとこれタイトル募集中なのでよかったら案をくだされ……
    https://marshmallow-qa.com/masakeikotasako?utm_medium=url_text&utm_source=promotion
    ファンタジーパラレルなロビぐだ♂―――物心ついた頃には既に、自分が“はぐれもの”であることを自覚していた。







    その時代、その地域において孤児は然程珍しくない話だ。貧しさで、飢えで、病で、事故で、襲撃で、強奪で、戦争で、様々な原因で人は死んでいく。その時が家族より早いか遅いか、残されるのが誰なのかは、別離の瞬間まで分からない。少なくとも、[[rb:そのうち > 遺された側]]の一人であるロビンはそうだった。
    母は物心つく前に亡くなり、顔すら覚えていない。朧気な記憶にある父親も、十を越す前に喪った。森番として親子二人で暮らしていたロビンは他に頼るあてもなく、そのまま最寄りの村にあった教会に引き取られた。その小さな教会では、神の教えを喧伝し実践する活動の一環として、寄る辺を喪った子供達を養育していたのだ。
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    ロビぐだ♂とヘクマンを書きたい

    PROGRESS前からちまちま画像で以下略。
    切りどころに迷ったけどまあキリの良さ重視で短いですが纏めました。
    ロビぐだ♂の告白シーンはあと100回くらい書きたいし1000回くらい読みたいですね。
    ファンタジーパラレルなロビぐだ♂第2話「――――――ああ、ロビン!いたいた!」



    名前を教えあった日から、立香は度々森を訪れるようになった。
    彼は街で一番大きな屋敷で働いているらしく、森にまつわる仕事を積極的に引き受けたり、仕事を早く終わらせたりして会いに来ているようだ。
    当初、ロビンは面食らった。今までこうも足繫く誰かに通われた経験がなかったからだ。
    とはいえ、煩わしいなら無視すれば良いだけの話ではある。やろうと思えば一切の痕跡を掴ませず他所の地域へ移ることさえ出来るだろう。その程度やり遂げられるぐらいの経験は積んできた。
    けれど、実行する気にならないのが自分でも不思議だった。立香はロビンが引こうとした予防線を軽々と越えてくる。それなのにどうしてか不快さがないのは、きっと彼がロビンの本当に踏み込んで欲しくない領域にまでは入ってこないからだ。境界の一歩手前からこちらを見つめているかのような距離感はロビンにとって心地好い。
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