あの時は本当にびっくりしたよ*擬人化
*kbは少女
*独自設定、捏造あり
*設定が変わる可能性あり
広い草原を越えたら、ワドルディの町はすぐそこだ。
エフィリンはワープスターに反射した陽光に目を細め、しっかりと前を向いた。
大陸の南側、海に近い木々の中に小さな町が見える。ビースト軍団から逃れるため、ワドルディ達が築いた安息の地、自分達の帰る場所だ。
最初こそワープスターの速さにおっかなびっくりだったエフィリンだが、今は体に当たる風を楽しむ余裕もできた。自分では飛べない高さから見る景色は綺麗だし、鋭い空気が服や髪の毛をはためかせてゆくのはとても気持ちがいい。ワンダリア探索による疲れも、一緒に吹き飛ばしてくれるようだ。
「やっと着いた~。早くおやつ食べて、お昼寝しよう~」
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