スアの歌スアは歌と踊りが本職でしたが特に歌の方面で活躍を見せていました。それは数え切れないほどの人々を救うものでした
たくさんの歌を作ってきた中で代表的な歌が7曲あります元の歌声で歌ったものもあれば人に少しだけ作用するもの、思い出になった歌です。
「ひなの子守唄」眠らせる歌
「心に揺りかご」耳を伝って脳を刺激し錯乱した人、又は落ち着かない人の心を休め、リラックスさせる
「無題(スアはこの歌は歌ではないと判断して名前を付けなかった)」耳を伝って脳を刺激し人の知らない顔を極限に引き出し数日間狂わせる歌
「澄み渡る青空」無題を聴いてしまった人を解放する歌
「旅路に幸せを運んで」ブルボンに送った歌スアの気持ちが籠ってるだけで特にこれといった効果は無い
「風の道しるべ」兄たちの初めての口論にまだ幼かった頃だったので耐えきれず外を飛び出すが雨に打たれ迷子になり我慢できずに謝りたい気持ちを泣きながら歌にした
「青は寄り添う」故郷に残した最後の歌。今までの感謝と別れ、繋がりを意味する
故郷では7人グループで活動してましたがそのグループを率いるリーダーはスアの歌を聴いてスアの実力を開花させてあげたいと思い(スアの元の歌声の存在を認知しておりどんな声でも歌えるように仕込んだのも彼です)
「7人が作る速さと力を感じる歌と違ってお前の歌は澄み切った青空を背景に、雛鳥がそよ風に撫でられながら眠りにつくような、そんな透明感のある歌声をしている。自分の力を自由に使ってもいいんだ」
と自由に羽ばたけとスアの背中を押した過去があります。