スアとブルボンの関係ざっくり言うとブルボンはスアの面倒を3年間見てきた関係です。
文化違いによる言葉が怪しかったスアにちゃんとした言葉使いと言い回しを教えました。
ブルボンは基本誰に対しても「○○ちゃん」とちゃん付けで呼んでくるのですが癖の強いスアとの共同生活を3年間やってきたためだんだん「スア」と呼び捨てになりました。
スアは故郷で甘くされたり自由に育ったため、妹弟の影響でたまに大人な面を見せることがありますがブルボンやガゼルの話を聞かず飽きたのか1人遊びしだしたり変なタイミングで料理したり勝手に外出ては注目を浴びて帰ってきたりすることが多かったです。
「あなたここにまだ慣れてないのに謎に注目集めるからあまり外に出ないでちょうだい」とスアの存在をあまり他人や友人には見せなかったためスアの存在を認知していたのはブルボンとガゼルくらいでした。
注目を集める理由は故郷で本職で人気を集めていたからですだからどこに行ってもスアの存在は認知してる人がいたりします。
食の他にダンスや歌を歌うことを生まれながら好んでいます。本職は歌とダンスを主にしたものです。
基本彼は誰にでも心を開きますが人一倍お世話になったり、なにか特別な気持ちがある場合その人宛に歌を作ろうとします。
故郷の人を覗いた人物に歌を送ったのはブルボンが初めてです。
スアが単独行動で採取に行った時、古代樹にて現れたモンスターに捕まり潰されそうになったところをブルボンが助けたのがきっかけです
(その時のスアは身体の中にダメージが入っており吐血し意識朦朧としていました)
回復した後に「僕決めました、ブルボンヒョンの元で暮らしたいです」とブルボンに伝えます。
ですがブルボンはスアにはなかなか素直になれないところがあります。仲が深まりすぎると遠慮がなくなってくるのと同じです。
色んなこと言って躱してきましたがスアはなかなか引き下がろうとはせず挙句には自分の気持ちを歌にしてブルボンに聞かせ付いてくるのです。
スアは自分でも
「自分のことは自分にしか分からないと言いますが僕は僕にしか分からない僕を説明することはあまり得意じゃないです。だからこうして自分のこと、思い、メッセージを歌にすることが多いです。僕の出してる殆どのレコードはそればかりです。」
と言うほど普通に気持ちを伝えることが出来ないので歌にしてブルボンに気持ちを表明し続けました。
しつこく付いてくるスアにブルボンが呆れる中スアの歌の歌詞に
「1cm、1m、1km、心の中の貴方がどんなに離れてたとしても僕にとってのその距離はいつだって0には変わりないから」
等僕達ここまで仲良いんだよってことを伝えたりしますがそれでも逃げるブルボンにめげずにずっと行く先行く先に現れては歌った結果、ブルボンが折れてスアと過ごすことになります。
ですが1年半ほどたったある日、武器の手入れをしている最中、ブルボンが「ここで過ごす代わりに危ないから私の部屋に入らないで欲しいの」と言っていた部屋に1羽の蝶が迷い込んで蝶を逃がすためにその部屋に入ってしまいました。
その部屋はブルボンが毒を扱う為に作られた部屋で、毒に耐性がないとふらつきや目眩を起こします。
マスクも何もしていなかったスアは既に死んでしまった蝶を見た後、気化した毒を十分に吸い込んだためふらついて棚に並んでいた毒を被り目の粘膜にそれが入り込んで倒れました。
少し遅れてそれに気づいたブルボンにスアは「蝶、どうなりましたか」とブルボンに聞きましたがブルボンは「私が逃がしたから安心して」と嘘を言います。
解毒の手当をしましたが1ヶ月以上度々起こる意識障害、幻覚等の症状に苦しみながら療養生活を送る中ブルボンは以前にしつこく付きまとっては歌う元気な姿が微塵も感じられないスアを見て(たった1羽の蝶の為に…暫くは一緒に過ごせない)と思い、それ以降ガゼルがスアの面倒見ることになりました。
今の現状にスアは「あの時ヒョンの言うこと聞かなかった僕が悪いですよ〜」とピンピンとした状態で語ってます。
一見何も考えず平気そうにしてますが度々夢に悩まされることがあるようです。