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    sugar41253

    キャラ崩壊してるガルドとかを置く所。ZAが好きです。
    最近は降風にお熱。

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    sugar41253

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    AHIが冬服を欲しがる話。

    ##ガルドがふあふあしてるだけ

    「寒いな」
    「寒いわね」
    「ガウーゥ」

    11月も後半。酷暑を乗り越え、秋がやってきたと思ったら、一瞬にして雪舞う気温になってしまった某所。
    三人の幼きデュエリストはガルド城の長ーい廊下のでかーい窓に手をつき、鼻をつけて外を眺めていた。

    「もうこのワンピースじゃ外歩けないわね」

    ピンクのワンピースにとんがり帽子を被ったIが、冷気から逃げるために窓から一歩離れた。

    ガルド城は暖房が効いているが、流石に廊下は冷える。

    「見てるこっちが寒いし、西松屋にでも行ってこいよ」

    「A、アンタね、このアタシの服がそこらの白ウサギの店で買えると思ってるの?ありえないわ。」

    「それに、アンタだって半袖短パンじゃない。マントを巻いてもごまかせるのは見た目だけよ。風邪引くわよ」

    Aはマントの端をお腹の前で結び、フードを被って寒さを耐えているが、鼻が垂れている。

    「オレはいいんだよ。城出るのめんどくせえじゃん。どーせ外の作戦には連れてってもらえないし。…もう一枚マント羽織れば冬越せるだろ。」

    「アンタねぇ…Hにくっつきながら言っても説得力ナイわよ」

    「ガウオゥ」

    いつの間にか木に止まるカブトムシのようにピッタリとHくっついているA。
    Hは体温が高いので、夏は遠巻きにされるが、冬は現金な奴らがおしくらまんじゅうと言いながら近寄ってくる。Aも現金ななやつらの一人である。

    「仕方ないわね~。アタシの魔法で暖かい服出したげよっか?」

    「…!そんなことできんのかよ!」

    「できちゃうのよね〜魔女っ子に不可能はないのよ。ピーリカふかふかのお洋服よ出ろ!」

    「おおっ!」

    Iのロッドがキラキラと光り出した。光が形を作り、3人の前に冬用のふかふかとした子供服へと姿を変えた。
    早速マントを外し半袖の上に袖を通す。オーダーメイドのような着心地の服にはしゃぐA。

    「おー!オレにぴったりじゃか。チョーあったけー!!」

    「どんなものよ!魔女っ子Iさまを褒め称えなさい。オ〜ッホッホッホッホ〜〜!」

    Aは窓の前でクルクルと回り、新しい服のビジュアルを確かめている。似合う似合うとごきげんだ。
    一方Iは高笑いを終えると、目線をAに戻し、口角を上げた怪しいえみを浮かべていた。そう、Iが無償で魔法を使うわけないのだ。

    「…コホン、それじゃあA、今度はアタシの服選びを付き合うのよ。いいわね!ほら、はやくUFO出してきなさい!デパートに行くわよ〜」

    「ガウー!!」

    「えーっ、そりゃねぇぜ」







    ーそのころ城外ではー

    「俺のマントに切り抜きが?!え、寒っ!!何この型紙切り抜いたみたいな跡は?!怪奇現象!?ちょ、K助けてっ」

    「うっさいわねJ!オシャレは忍耐なのよ!このスカート丈が見えないの!?マントくらいでぐたくだ言うな癇に障るっっ!!!」


    今日もガルドは平和です。
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