「刑事さん……」
毒みかは後ろからみかに抱きついた。
「ん……っ、なんやの?」
刑事みかが驚いて振り向くと、毒みかの顔が間近にあった。毒みかは目を細めて、唇を近づけてきた。それに合わせて刑事みかも目を閉じる。柔らかい感触に酔いしれていると、毒みかは舌を差し込んできた。
「ふぁ……ッ」
口内を蹂躙される感覚に思わず声が出る。毒みかは角度を変えながら、何度もキスを繰り返した。
「んぅ……っ」
ようやく解放されたときには息も絶え絶えになっていた。毒みかはそんなみかを抱きしめると、耳元で囁いた。
「なあ、あかん?刑事さんのこと抱きたい……えっちなことしたいねん」
熱い吐息と共に耳に吹き込まれた言葉に身体が震える。毒みかの指が刑事みかのシャツの中へと侵入してきた。腹筋の上をなぞられて、そのむず痒い刺激に身をよじる。
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