Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    513friday

    モグモグ

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 941

    513friday

    ☆quiet follow

    またあら付き合ってる時空で書けてるはず

    #またあら
    #腐っちぎり?!

    またあら140字お題15個えだひのきのまたあらで【『あんまん、はんぶんこしようか。』】をお題に書いてみてください。

    三寒四温とは名ばかりの天変地異が続き、冬の寒さが残る春休み。親戚の家は相変わらず居心地が悪い。冷たい風の中、新学期が待ち遠しくて外に出る。「あらちゃんは何してるかな?」空気に溶けた独り言をコンビニのノボリが掴む。あんまんと豚まんを買った。どっちを食べたいかな?後で半分こしよう。



    えだひのきのまたあらさんへのお題はこちら。 「夢物語はここまで」 です。

    「聞かせてよ、あらちゃん」真宝にとって「荒仁の居ない空白の5年間」は苦痛であった、らしい。荒仁を心の支柱にしていたと言う。「覚えてねェ」荒仁もまた、幼い頃の純真無垢な真宝の存在を忘れられる日は来なかった。「もう、寝ろよ。真宝」俺の話を寝物語にするなんて趣味が悪い。恥ずかしくて無理だ。



    えだひのきのまたあらさんへのお題はこちら。 「あっち向いてホイ!」 です。

    じゃんけんぽん、あっち向いてホイ!「こっち向いてよ、あらちゃん」ただの遊びなのに目が合わないだけで寂しくなるから、あらちゃんを掴んで無理矢理に向かい合おうとした。「痛ェよ!バカか、お前」ただのゲームだろ?と呆れるあらちゃんに、ゴメンと謝ったけどあらちゃんを掴む手は離せなかった。



    えだひのきのまたあらさんへのお題はこちら。 「時計の針が一周するまで」 です。

    カチ、カチと秒針の動きが遅く感じる。今日もまほろちゃんは早めに屋上か。逸る気持ちからチラッと教室の前扉を見るとガラスから真宝の顔が覗いている。いつも一緒にいる二人なら後ろの席だが、やたら俺と目が合う。カチリ、授業終了。教師が退出するのも待てず、チャイムと同時に真宝は入って来た。



    えだひのきのまたあらさんへのお題はこちら。 「忠犬」 です。

    壁に追いやられ逃げ道を断たれてしまった荒仁は、試しに「真宝、待て」と言ってみた。真宝は元気な大型犬から癒し系の室内犬まで幅広く例えられる。これくらいの事は犬ならば出来て当然のはずだ。「出来ないよ、あらちゃん」だって、俺がどれだけ待ってたか知らないでしょ?「もう、待てないから」



    貴方はえだひのきのまたあらで『いやお前が言うな。』をお題にして140文字SSを書いてください。

    「あらちゃんは強い、優しい。カッコいい。全部、あらちゃんのスゴい所」真宝は指折り数えながら「あらちゃんはスゴいよ」と言う。お前の理想は俺じゃないと駄目なのか?「俺なんて、まだまだ。幽霊とか怖いの駄目だし、何にも出来ない」太めの眉を下げて申し訳なさそうに笑う姿は、真宝に似合わないな。



    貴方はえだひのきのまたあらで
    【満たして】をお題に
    140字SSを書いてみて下さい。
    SSでもOK!

    一緒に眠れるなんて何年振りだろう。「あれ?ベッド小さくなった?」「どう考えても真宝がデカくなりすぎなんだよ」隙間を埋めるように、ぎゅうぎゅうとお互いを抱き締めておかないとベッドからすぐ落ちそうだ。二人の丸く甘い蜜月が永く続きますように、と窓越しのカーテンから暖かな氷輪が見つめている。



    えだひのきのまたあらさんは『うとうと』をお題にして140字SSを書いて下さい。

    「天気も良いし、昼寝でもするか」屋上に吹き抜けた風が、昼食後の荒仁に眠気を運んだ。「千夜はいつも昼寝してるだろ」とあくびをしながらもアラームを設定する。身体をコンクリートに預け、ゆっくり目を閉じた。意識は落ちながらドアの開く音と「あらちゃん、どこ?」の言葉を拾ったが無視した。



    えだひのきのまたあらへのお題は『髪に触れる』です。140文字SSを書いてみましょう。

    艶のある烏の濡羽が枕に拡がる。サラサラと指からほどける細い糸にソッと唇で触れれば、汗と石鹸の匂いがする。「癖のない素直な髪の毛だよね」俺は酷い癖毛だから羨ましいよ、と独り言。俺の大好きなあらちゃんの髪。伸ばしてみて、って言ったら面倒くさがるかな?女の子みたいで嫌がるかな?



    えだひのきのまたあらさんは「大人一枚」をお題に140字の物語を書いてください。

    一枚のチケットを握った真宝が「あらちゃんは怖い映画、観られる人?」と震えながら言うので、話題作でもないホラー映画を観に行く羽目になった。「誰から貰ったんだよ」「拳さんがくれた。洋画は分からん、って」席に着くなり、真宝は目をぎゅっと瞑った。ブザーが鳴ったらキスで目を開けさせよう。



    えだひのきのまたあらさんは「帰り道の失敗」をお題に140字の物語を書いてください。
    △ま
    「あらちゃん、一緒に帰ろうよ」「まほろちゃんと帰る」いつもそうやって言うけど、神さんと帰宅している所は1度も見たことがない。と、言うか「神さん、ラクダで登校してたと思うよ?」「ラクダ?」飼育小屋に合コンの時も乗っていたラクダがいた、と告げた瞬間にはあらちゃんは階段を降りていた。



    えだひのきのまたあらへのお題は『誤解』です。140文字SSを書いてみましょう。

    「何が違うの?」真宝の冷えた声にゾクリと背筋が凍る。「確かに指は咬まれたり、舐められりしてるけど」摩利人さんとそんな関係なわけないだろ?「毎度ただのマジバブ置きに徹してる」弁明した所で真宝の機嫌は直らない。「摩利人くんはそうじゃないかもしれないでしょ?」えー?これって浮気なのぉ?



    えだひのきのまたあらさんは「デートじゃないの」をお題に140字の物語を書いてください。

    「あ、真宝だ」ん?と、駒男の指差す方を見ると確かに真宝と、「あのチビも一緒か」二人は学ランのまま、野菜のダンボールと主婦じみた買い物袋を提げて歩いている。「どうも銭湯の用事じゃなさそうだ。放っとけ」「えー?いいなァ、買いもんデート……」どこがデートなんだよ。「ただの買い出しだろ」



    えだひのきのまたあらは「なかなかやるな」というお題で140字のSSを書いてください。

    「やっぱ、素材って大事なんだな」立端がある、脚が長い、顔が整ってる。何を着ても許されるヤツだ。「そんな事ないでしょ」照れながらも仕立てたスーツの皺を伸ばす真宝。「あらちゃんだって、何着てても好きだよ」性格は気遣い出来るし、頑張り屋さんだし。自慢の幼馴染み。後で目いっぱい褒めてやろう。



    えだひのきのまたあらさんは『運命のイタズラ』をお題にして140字SSを書いて下さい。

    「俺が転校生で、真宝はどう思ったんだよ」真宝は荒仁の居ない5年間も本気人を目指していた。支えてくれる仲間は出来たが、精神は限界に磨耗していた。「嬉しかったよ、勿論。でも、あらちゃんは昔と違ってた」「誇大妄想を押し付けられてるとは、俺も思ってなかったよ」「……そんなに誇大かなァ?」


    「あらちゃんはどうだったの?」荒仁も5年の逃げた先で息苦しさを感じていた。何せ、クラスメイトに石を彫っても貰ってくれないのだから。人生の中で、嬉しそうに受け取ったのは真宝、ただ1人だけ。「あんな不良校に真宝がいると思ってなかったぜ」「俺が頭悪いの知ってるクセに意地悪言うんだァ」






    使わせてもらったお題の診断

    https://shindanmaker.com/1184827
    https://shindanmaker.com/1112995
    https://shindanmaker.com/587150
    https://shindanmaker.com/570790
    https://shindanmaker.com/690126
    https://shindanmaker.com/1017946
    https://shindanmaker.com/1197007
    https://shindanmaker.com/534290
    https://shindanmaker.com/690126
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    ☺💯💯💯💯❤❤❤😭😭🌋💖💖💖💖👏👏👏💗💗💗💞
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works