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    ※個人の解釈でありこれが正解だと主張するものではありません
    ※粗がたくさんあります

    マテ本を読んだオベぐだ♀民による「きみ」の解釈1.星の名前
    LB6本編で「輝ける星」に「ティターニア」というルビが振られていることから、オベロンの星にはティターニアという名前が付いているのだと思います。
    無知な子どもに犬を「ネコ」だと教えると、その子どもは犬を「ネコ」と呼ぶようになります。
    夏の夜の夢のオベロンの持つティターニアという妃の記録により、異聞帯のオベロンは愛を知り、星という概念を得た。
    そして、その時から星を「ティターニア」と呼ぶようになったのではないでしょうか。
    つまり星(ティターニア)=オベロンの妃となるわけです。


    2.オベロンの星
    結論から言うと、オベロンの星は二つあるのだと自分は考えています。
    一つ目はオベロンの妃で、もう一つはオベロンの友人(藤丸立香)です。
    いやいや、星は一つなんじゃないの?と思われるでしょうが、そうなると個人的にしっくりこない部分が出てくるんですよね。
    ティターニアの定義として、作中では「物語の中でしか存在できない人」「そのようにあれと生み出され、そのあとはなしと捨てられたもの」、マテリアル本では「唯一の理解者にして自分を救うかもしれない恋人」と語られています。

    ・物語の中でしか存在できない人
    ・そのようにあれと生み出され、そのあとはなしと捨てられたもの
    上記二つはオベロンの妃には当て嵌まりますが、藤丸には当て嵌まらないと思います。
    藤丸は物語ではなく今を生きる人であり、”そのあとはなし”とされるかはまだ分からないからです。
    先の話になりますが、人理修復後に取り戻した日常は藤丸の”そのあと”だと捉えることもできます。
    ※メタ的に考えるのであれば、藤丸はFGOの主人公として生み出され、そのあとはなしとされる人物となるのですが、ここではプレイヤーの存在抜きで話を進めていきます。

    ・唯一の理解者であり、自分を救うかもしれない恋人
    これに関しては初めはオベロンの妃のことだと思っていたのですが、恋人の部分はともかく”理解者”の部分がどうも引っかかるんですよね。
    なぜならオベロンの妃は混ざりものの異聞帯のオベロンを知らないからです。
    夏の夜の夢のオベロンの理解者ではあったかもしれないけれど、異聞帯のオベロンの理解者とは言えない気がします。
    じゃあ理解者って誰?となった時に思い浮かぶのが藤丸です。異聞帯のオベロンを知ろうとし、最後には本音を聞き出した唯一の存在である藤丸は”理解者”と言ってもいいのではないでしょうか。
    ”救うかもしれない”の部分に関しては、オベロンの使命に協力し、それを成し遂げさせたため、定義を満たせていると判断しています。
    ※「救う」=苦しい状況の人に力を貸し、そこからのがれるように助けるという意味

    とまあこういう風に考えている内に思ってしまったんですよ、もしかしてオベロンの星はもともと一つだったけど、それと同程度の別の存在が生まれちゃったのでは?と…


    3.もう一つの星と「きみ」
    マテリアル本では1・2再臨の二人称の所にティターニアには「きみ」と明記されています。(3再臨に載ってないのはティターニアの存在は夏の夜の夢のオベロンに付随するものだからだと思います)
    本当に”ティターニアには「きみ」”としか書いてないんですよね。
    ティターニア以外にも使用するのであれば”ティターニア(もしくはそれに近いもの)には「きみ」”のように表記される筈なんですよ。
    だから藤丸に対する「きみ」呼びは「ティターニア≒藤丸立香」ではなく「ティターニア=藤丸立香」なのではないでしょうか。
    そして項目1で述べたように、輝ける星にティターニアという名前が付いているとするなら、下記のようになります。

    星(ティターニア)=オベロンの妃
    星(ティターニア)=藤丸立香
    オベロンの妃≠藤丸立香

    ティターニアには「きみ」というのは、星(ティターニア)には「きみ」なので、オベロンの妃も藤丸立香も「きみ」と呼ぶわけです。そして同じ呼び方でも同一ではないので星は2つ存在する、と私は解釈しました。

    一番星はオベロンの妃、では、二番星はいつ生まれたのでしょう?

    オベロンはバレンタインの個別シナリオで、
    「もしこの先、君がどうしようもない終わりを迎えて、まっさかさまに墜ちる刻が来るのなら――その時はもう一度、きみからの贈り物を受け取ろう」と発言しています。
    「時」ではなく「刻」を使っているのは、「星の生まれる刻」と掛けているのだと思います。
    つまり生まれている筈なんですよね、星が。もともとあったにも関わらず。
    そしてそのタイミングはまっさかさまに墜ちる刻。
    奈落の虫に呑まれた後に君が「きみ」になる。
    藤丸立香はオベロンの本音を理解し、友人(二番星)となった。

    因みにラストで語られる「架空のきみ」はオベロンの妃に対する言葉であり、認めることができなかったというのも、オベロンの妃に似たようなものを認められなかったという事だと思います。
    マテリアル本では「幻のティターニア」に手を伸ばすのは「唯一の理解者であり、自分を救うかもしれない恋人」を求めているからではない。と記載されているので、ここでは藤丸の話をしているわけでは無いのかと。


    4.何で召喚できるの君?
    カルデア式の召喚はマスターとサーヴァント双方の合意無くしては成立しません。
    本音を言える秋の森でウェールズの妖精が「オベロンの森にまた来てね!」と再開を望む言葉を口にしている次点で、異聞帯のオベロンが召喚されてしまうのは避けようのない運命なのではないでしょうか。


    5.「きみ」呼びの条件
    オベロンは藤丸の事をバレンタインと召喚ボイス以外で「きみ」呼びしていません。
    これは恐らく、「きみ」は星であり、星は手の届かないものだからだと考えられます。

    LB6ラスト、落下シーンでの遠ざかっていくボーダーの光が星に見える。手の届かない所へ行ってしまった藤丸は正しく星だった。
    今も落ち続けているオベロン(本体)にとっての星ではあるが、召喚後のサーヴァントとしてのオベロンにとっては星ではない(手の届く場所にいるため)。同じ舞台に立っている間だけは隣人として振舞おうとしているのでは?

    召喚ボイス「いいよ、諦めた。そういうやつだもんな、きみは」とはつまり、

    オベロン「どこへなりとも飛んでいけ! もう会わなくていいと思うと清々する!(お前は星! 手の届かないやつ! 幸せになれよ!)」
    藤丸立香「会いたかったから喚びました」
    オベロン「そういうやつだもんな、きみは(俺の星はそういうことするわ…)」

    ということかもしれません。


    6.最後に
    この解釈は2023夏イベまでの情報を元に練ったものです。(藤丸の理解者っぷりが凄まじかったですね…)
    なので今後の展開によっては二転三転することもあるかと思いますが、星でなくとも二人の関係が唯一無二であることは変わらないので、今後もずっと推していく所存です。
    ここまで読んで頂きありがとうございました!
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