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    hujino_05

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    ※236話前提/転生パロ/伏五小話

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    DONE前載せたものの一応完成版/猫に狂う人々と戸惑う五と猫/五の最強感がまったくない
    ノワール ソレにいちばん最初に気がついたのは虎杖悠仁であった。彼のズバぬけた身体能力のひとつである動体視力は、木々や草むらの間を走りぬけるモフモフしたナニカを捉えたのだ。シルエットや尾の長さかたちからして、おそらく猫か、ばあいによってはタヌキではないかと思われた。しかし警戒心が強いのか虎杖以外の視界にはかすりもしないモフモフは、ながいこと、虎杖の気のせいか見間違いということで片づけられていた。なにせ此処は呪術高専。結界も貼られている上、おどろおどろしい呪具も呪物も呪いそのものも山ほどある空間で、基本的に野生動物は寄り付かないらしいのだ。野生動物は呪力を感じ取り逃げるものらしい、と言ったのは誰だったか、虎杖は記憶を探りながらも「でもやっぱ気のせいじゃないと思うんだよなぁ」とくだをまいては、釘崎と伏黒に「疲れてんのよモフモフと癒しが足りないんでしょ。ホラ、脱兎だしてやりなさいよ」「そういう用途じゃないんだが…」と言われながら脱兎を出してもらったりしていた。ちいさくて目がくりくりしていて耳の長いモフモフがかわいいので、虎杖はわりとすぐに自分しか見かけないモフモフのことを忘れたが、そういう時に限ってすぐに視界の端にモフモフが入り込んでくるので「やっぱ気のせいじゃない!」となるものだから、この話は結末を迎えず永遠同じところをぐるぐると回っていた。
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    DOODLEコンビニ店員伏×リーマン五(未満)小話
     伏黒恵はコンビニでバイトをしている。
     理由は一人暮らしをしているアパートから近かったからである。それ以外の理由などない。伏黒は愛嬌があるタイプではないが、(昔はヤンチャもしたが)どちらかと言えば真面目な方である。遅刻もせずにきっちり働き、品出しを任せれば美しく棚が整える。レジではすこし不愛想に見える時もあるが、稀に浮かべるほほえみが一部の客にウケて人気にすらなっているし、たいていの客も伏黒の顔に笑顔が浮かんでいないことよりも、手際がよく礼儀正しいところを評価した。そうやって、伏黒はそのコンビニに、好意的に受け入れられていった。
     その日の伏黒は、先輩の代わりとして初めて夜勤に入っていた。日付が変わった直後のそのコンビニには、客はめったにこない。品出しや掃除、賞味期限のチェックも終わり、発注に関してももう一人のバイトが率先して行ってくれたおかげで、すっかり仕事は終わっていた。ホワイト思考な店長のおかげでワンオペは無く、必ず二人はいるのがこの店舗の良いところではあるが、今に限って言えば「良い」と言い切れないところがあった。つまりは暇だった。伏黒恵は暇をしているのである。暇すぎて、もうひとりのバイトとの会話も早々に下火になり、互いに黙っているのも気まずくなり、ふらふらと用もなくレジに立ちに出て来てしまったぐらいには暇だった。バックヤードでは上着をきていたが、空調の効いた店内ではすこし暑い。上着をバックヤードの入り口脇に畳んで置き、意味もなく店内を眺める。そんな時だった。入口に人影が見え、入店のメロディが聞こえてきたのは。
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    PROGRESS※書き途中なので急に終わります/猫に狂う人々と戸惑う五と猫/五の最強感がまったくない
    ノワール ソレにいちばん最初に気がついたのは虎杖悠仁であった。彼のズバぬけた身体能力のひとつである動体視力は、木々や草むらの間を走りぬけるモフモフしたナニカを捉えたのだ。シルエットや尾の長さかたちからして、おそらく猫か、ばあいによってはタヌキではないかと思われた。しかし警戒心が強いのか虎杖以外の視界にはかすりもしないモフモフは、ながいこと、虎杖の気のせいか見間違いということで片づけられていた。なにせ此処は呪術高専。結界も貼られている上、おどろおどろしい呪具も呪物も呪いそのものも山ほどある空間で、基本的に野生動物は寄り付かないらしいのだ。野生動物は呪力を感じ取り逃げるものらしい、と言ったのは誰だったか、虎杖は記憶を探りながらも「でもやっぱ気のせいじゃないと思うんだよなぁ」とくだをまいては、釘崎と伏黒に「疲れてんのよモフモフと癒しが足りないんでしょ。ホラ、脱兎だしてやりなさいよ」「そういう用途じゃないんだが…」と言われながら脱兎を出してもらったりしていた。ちいさくて目がくりくりしていて耳の長いモフモフがかわいいので、虎杖はわりとすぐに自分しか見かけないモフモフのことを忘れたが、そういう時に限ってすぐに視界の端にモフモフが入り込んでくるので「やっぱ気のせいじゃない!」となるものだから、この話は結末を迎えず永遠同じところをぐるぐると回っていた。
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