2年前ss
これは第六天魔王軍へ所属した後に数年が経ったころの話。
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その日は、蘭丸先輩から側仕えではなく上がってきた報告をまとめて整理するように言われていた。
しかし元々は側仕えなどではなく戦場で敵の首をとる方が自分ではしっくりときていたので情報の整理なんて本当に本音を言うなら「つまらなくてやりたくない」。
そんな折に秀吉くん達が出陣するという連絡が入った。キリも良いし息抜きも兼ねて見送ろうと門へ向かうとなにやらと様子がおかしい?
無銘(秀吉くん達の兵の装備、派手だし重そう……そういう作戦なのかな??)
第六天魔王軍に召し上げられるまで [[rb:突然変異種 > ミュータント]]を狩って生計を立てていた己、戦の経験はないためとやかく言うのはお門違いだと思うががとても珍妙に映った。
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