いつか、静かに(続き)バッ
目を開けて隣を見る。
先生が夢と同じように倒れてて咄嗟に体を揺する。
どうしよう。夢と同じようになったら……
「せんせッ……先生起きてください。先生」
私が慌てて叩き起すものだから先生もびっくりして
「ツキミちゃん?どうしたの??えなんで泣いてるの」
とオロオロしながら起きてくれた。
ベットの隣に置いてあるルームライトを手で探るとスイッチを押してふんわりと部屋が明るくなった。
「よかった……マーチッ…ちゃんとッ…あ、」
ぎゅっと首を触る。大丈夫、ちゃんと繋がってる。
ドッドッドッと心臓がうるさくなって落ち着かない。
でも先生が生きてて良かった。
そう思ったら余計に涙が溢れて止まらなかった。
「ツキミ?怖い夢でも見たの?俺はここにいるでしょ?」
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