フィンを巡ってみんながバトったけど兄さまが無双した話【前回までのあらすじ】
デリザスタとの戦いが全国民に放映された結果、一部人々の間で人気が爆発したフィン。
やがてその人気は止まるところを知らず膨れ上がり、自分こそ1番のファンだと名乗る者の間で乱闘まで起こる始末。
そしてとうとう1番フィンを愛する者を決定する公的な大会が催されることに──

【フィン・エイムズにふさわしい魔法使いは誰だ！？No.1決定戦】
〜優勝者は何でも1つフィンくんに言うこと聞いてもらえるぞ〜

「僕何も知らないんだけどぉぉ！？！？」

今回の主役ことフィン・エイムズは絶叫した。

何を隠そう、フィンは何も聞いてないのである。
というか今日この瞬間までファンクラブの存在すら知らなかった。
急にイーストンに大量の人間がやってきたかと思えば裏の森にクソでかい弾幕を掲げられ、

【英日和/凪日】野生浆果“说起来，”英智放下手中看了一半的晨报，这是他从前就有的习惯，哪怕如今智能设备早就以更快的时效性取代了大部分的纸质媒体，他还是会叮嘱家里的仆人给自己买一份当天的报纸放到餐桌上，他侧头去看正安安静静吃早餐的凪砂，似乎全然不在乎银发男人对自己话头的无动于衷，因为他知道，这个话题凪砂一定会感兴趣的，“我昨天有看见日和君哦？”
果不其然，凪砂猛地抬头看向英智，眸子里写着清晰可见的惊疑，“日和君？你在哪里看见的的。”
“凪砂君还真是奇怪，”英智微笑着，他似乎预料到凪砂会问什么，不紧不慢地说道，“我昨天不是参加了一个无聊的酒会吗？就是在这个酒会上看见他的。不过日和君似乎没看见我，全程没和我说过话哦，所以我也不清楚他现在过得怎么样呢。”