月の大きい夜だった。忍者にとっては、明るすぎる夜は天敵。しかし忍者の学校で過ごしている生徒たちには、特に関係がなかった。もちろん忍務の時には別だが、特に今日のように、明日がお休みで、夜更かししたって大丈夫な夜は。
上級生になると夜な夜などこかへ出かけていく…なんて噂もあるが、夜な夜な出かけていく上級生は殆どが夜間演習である。たまに、先生の目を盗んで夜の街に繰り出す色男もいるにはいるが、五年ろ組、不破雷蔵と鉢屋三郎は夜な夜な出かけるタイプではなかった。2人は、自室で各々寛いでいた。

「雷蔵、その本いつまで読んでるんだ？俺はもう終わったけど」

三郎は変装道具の手入れをしていた。ひと段落ついたらしい彼は、雷蔵を急かした。

【蜂潔】交換禮物『大家今年來我家一起開聖誕派對吧～來玩交換禮物！』

起因是蜂樂迴發到群裡的一則訊息。
群組裡面都是原藍色監獄的成員，自從他們成為職業球員並離開日本、到國外俱樂部以後，扣除會私底下約出門的部份人，基本上是沒什麼機會在比賽以外的時候見面的。
偶爾的例外就是這種時候：某個節日或是誰的生日，有人在群組發出邀約，其他人回覆響應，一次聚會就這樣成形。
上一次足以稱得上聚會的場合，大概還是御影玲王生日時，給他們每個人發了一張邀請函——生日宴會去的沒幾個，私下慶祝倒是都去了，畢竟吃的住的都是大少爺出錢，他們只需要出人。
潔世一到得很早，一是他常常來找蜂樂迴，對路已經熟得不能再熟；二是他答應蜂樂迴要來一起佈置，按門鈴時也提了一大包裝飾物。